TAMA先生

TAMA先生のワンポイントレッスン!
2017年12月19日|カテゴリー「TAMA先生
TAMA先生アーカイブ
みなさま。
いつも「TAMAのワンポイントレッスン!」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
これまでにアップしたワンポイントレッスン24講分を一覧にまとめました。
この機会に気になるテーマを(もう一度)お読みいただければ幸いです。

時系列アーカイブはこちらです。
2017年12月12日|カテゴリー「TAMA先生
みなさん、こんにちは。
「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」第24講目を始めます。
<第24講目>停滞期は成長期。苦しいときこそ「前進」しよう!
今回のテーマは、


停滞期は成長期。
苦しいときこそ『前進』しよう!


です。

◎○ 始めは自信大アリだったのに? ○◎

みなさんには、「最初はやる気や自信があったのに、だんだんそのやる気や自信がなくなってしまった」という経験はないでしょうか。

「1日にこれだけできると思っていたのに、全然できないし進まない」
「あれほどしっかり計画したのにその通り進捗しない。目標達成できない」

このような状態がいつまでも解消されないと、せっかく始めたことがついおろそかになってしまったり、ついには、そのことを止めてしまったりしてしまいます。

「3日坊主」のような状態になってしまうと、他の物事にも自信がなくなってしまうものです。

しかし本来は、「だんだんそのやる気や自信がなくなり~」という、いわば「停滞期」と呼ばれているときこそが、自身にとっての「成長期」といえるのです。

このことを示唆している心理学の考え方が、有名な「ダニング=クルーガー効果」です。


◎○ 「ダニング=クルーガー効果」 ○◎

「ダニング=クルーガー効果」とは、コーネル大学の心理学者ダニング教授とクルーガー教授が提唱した認知バイアスのことです。

二人の教授は、ユーモアセンスや専門知識のユニークな実験を通じて、「多くの人が実力以上に自分の能力を過大評価している」「能力が高くない人ほど、自分の能力を高く評価する傾向にある」という結論を導き出しました。

なぜ、このようなことが起こるのかについて「何か新しい知識を覚えたての頃や、行動を始めた頃は、自分が何を知らないか(できないか)が分かっていないため、実力がないのに、自信だけはついてしまう」「実践していくうちに、知らないことやできなかったことが分かってくるようになると、当初持っていた自信がどんどん失われていく」のような分析がなされています。

人は、自信を失うとやる気が高まりません。
この「ダニング=クルーガー効果」に照らして考えてみれば、「最初はやる気を高く持って始めたけれど、だんだんそのやる気が失われてくる」というのは、それほどおかしなことではないと言えるのではないでしょうか。


◎○ 「安定期」を迎えるために ○◎

これまで見てきたことを単純化してみます。

「絶対できる!」⇒「あれ?できない・・・」⇒「全然できない・・・」

この「全然できない」という、自信・やる気が底となった「停滞期」は確かに苦しい時期ですが、次のステップに移るための「成長期」ともいえます。

「全然できない・・・」というステップを経由してはじめて・・・(継続)・・・⇒「できるかもしれない」⇒「できる!」という「安定期」が到来します。

ダイエットでは、始めは順調に体重が減っていったが、そのうち、なかなか体重が減らない「停滞期」が訪れると言います。
しかしそこで諦めて運動や食事制限を止めてしまうと、ダイエットの目標は達成できなくなってしまいます。

「停滞期」が必ず来ることを事前に認識しておくことで、自身・やる気の減退を最小限にすることができます。

勉強や仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
計画を立てているときは、その自信から、つい無理のある計画を立ててしまいがちです。
しかし実際は、計画通りに物事が進まない「停滞期」が訪れます。

そこで、計画通りが進まないことを前提に、あらかじめ余剰時間や計画を見直す時期を設定しておきます。

そして何よりも、自信が回復し、能力も身についてくる「安定期」に向けて、行動を継続していくことが大切です。

当初の自信が失われつつある分、この「停滞期」を乗り越えることにより、近い将来、必ず成果となって現れること、そして何より、行動を継続してきていることに自信を持って、物事に取り組んでいきたいものです。

私どもJBMコンサルタントは、研修を受講されたみなさまが「停滞期」を乗り越え、「安定期」を迎えるまで行動を継続させるための研修サービスを多数ご用意しています。


それでは、「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」第24講目を終了いたします。
2017年12月6日|カテゴリー「TAMA先生
みなさん、こんにちは。
「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」第23講目を始めます。
<第23講目>『クッション』を挟んで、気の利いた会話にしよう!
今回のテーマは、


『クッション』を挟んで、
 気の利いた会話にしよう!


です。

◎○ 「ありがとう」はクッション言葉? ○◎

「クッション言葉」という言葉を聞いて、みなさまはどのような台詞を思い浮かべますでしょうか。

「クッション言葉」はその名の通り、会話の中でクッションの役割を果たす言葉のことです。

電話応対の業務をされたご経験のある方にとっては、よくご存知の言葉かもしれませんが、
そうでない方にとっては、それほど馴染みのある言葉ではないのではないかもしれません。

「ありがとうございます」のようなお礼の言葉や「申し訳ございません」のようなお詫びの言葉を
「クッション言葉」だと認識している方が多いように感じます。

このような謝辞表現も会話のクッション的な役割を果たす場合があるため、
完全に間違いとは言い切ることはできませんが、正確には微妙に意味や目的が異なります。

そこで今回は、「クッション言葉」の効能や、さまざまな会話での使い方について、
詳しく見ていきたいと思います。


◎○ 「クッション言葉」とは ○◎

「クッション言葉」は、その効能から、「会話の潤滑油」「マジック・フレーズ」とも言われています。

用件の前に「恐れ入りますが~」のようなクッション言葉を加えることで、
話し相手(聴き手)が受ける衝撃を和らげることからその名前がついています。

直接的に伝えるのが難しい用件の前に添えることで、
話し相手(聴き手)に対して配慮を示す言葉です。

具体的には、

「恐れ入りますが~」
「申し訳ございませんが~」
「お手数ですが~」
「失礼ですが~」
「せっかくですが~」

といった言葉が、「クッション言葉」に当たります。

また、クッション言葉を使う時には、用件の後の文末を依頼形の文章にして使うことが多くあります。
依頼形とは、「~ますでしょうか」のような、疑問形に近い表現です。

例えば、
「失礼ですが(クッション言葉)、~について教えて(用件)いただけますでしょうか(依頼形)」
のようになります。

「クッション言葉」を使うとよい場面として、代表的なものが以下の3つです。

 1.質問・確認  :少し聴きにくいことを聴かなければいけないとき など
 2.否定(お断り):不都合なことを伝えなければならないとき など
 3.依頼     :何かをお願いしたいとき など

「クッション言葉」を用件の前に添えないと、
話し相手(聴き手)に心の準備をさせることができないため、
唐突で冷たく、ぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。

 「クッション言葉」がない場合の依頼:「~をお願いします」

 「クッション言葉」がある場合の依頼:「お手数ですが、~をお願いできますでしょうか」

さらに、状況に応じて「お忙しい中~」「お急ぎのところ~」「たいへん~」などを付け加えると、
より丁寧で印象のよい伝え方になります。

 「お忙しい中たいへんお手数ですが、~をお願いできますでしょうか」

日々の会話で使うことはあまり多くないかもしれませんが、
お客様との応対や目上の方に依頼などをする場面では、ぜひ積極的に活用したいものです。

使っていない時よりもずっと、「気の利いた」会話になるはずです。


◎○ 「クッション言葉」マスターに向けて ○◎

クッション言葉を上手く会話の中に取り入れるポイントは、
「具体的な台詞として、何度も口に出して練習する」ということです。

英熟語を覚えようとするときに、

 「look up to A(目上の人)⇒A(目上の人)を尊敬する」

という風に覚えて練習するよりも、

 「look up to the company president⇒社長を尊敬する」

と具体的な文章にして練習した方が、体得効果が高く、実践でも使いやすくなると言われています。

それと同じように、「クッション言葉」も

 「”恐れ入りますが、(質問)~でしょうか(依頼形)”」

のように覚えるより、

 「恐れ入りますが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」

のように、具体的な言葉として何度も口に出しながら練習する方が、身につきやすくなります。

言葉は使わなければ身につきません。

電話だけでなく、対面接客やメールを送る時、上司の方にお願いをするときなど、
様々な場面で使える表現ですので、どんどん使ってマスターしていきたいものです。

研修では、電話応対や対面接客の場面を想定したロールプレイングを行うことで、
具体的な台詞として「クッション言葉」の習得を図っていただいています。

それでは、「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」
第23講目を終了いたします。


◎○ 次回もお楽しみに! ○◎
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