これまで見てきたことを単純化してみます。
「絶対できる!」⇒「あれ?できない・・・」⇒「全然できない・・・」
この「全然できない」という、自信・やる気が底となった「停滞期」は確かに苦しい時期ですが、次のステップに移るための「成長期」ともいえます。
「全然できない・・・」というステップを経由してはじめて・・・(継続)・・・⇒「できるかもしれない」⇒「できる!」という「安定期」が到来します。
ダイエットでは、始めは順調に体重が減っていったが、そのうち、なかなか体重が減らない「停滞期」が訪れると言います。
しかしそこで諦めて運動や食事制限を止めてしまうと、ダイエットの目標は達成できなくなってしまいます。
「停滞期」が必ず来ることを事前に認識しておくことで、自身・やる気の減退を最小限にすることができます。
勉強や仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
計画を立てているときは、その自信から、つい無理のある計画を立ててしまいがちです。
しかし実際は、計画通りに物事が進まない「停滞期」が訪れます。
そこで、計画通りが進まないことを前提に、あらかじめ余剰時間や計画を見直す時期を設定しておきます。
そして何よりも、自信が回復し、能力も身についてくる「安定期」に向けて、行動を継続していくことが大切です。
当初の自信が失われつつある分、この「停滞期」を乗り越えることにより、近い将来、必ず成果となって現れること、そして何より、行動を継続してきていることに自信を持って、物事に取り組んでいきたいものです。
私どもセゾンパーソナルプラスは、研修を受講されたみなさまが「停滞期」を乗り越え、「安定期」を迎えるまで行動を継続させるための研修サービスを多数ご用意しています。