<第3講目>チームリーダーとしての『2つのシップ』を発揮しよう!

2017年3月8日|カテゴリー「TAMA先生
みなさん、こんにちは。
「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」第3講目を始めます。
<第3講目>チームリーダーとしての『2つのシップ』を発揮しよう!
今回のテーマは、

「チームリーダーとしての
『2つのシップ』を発揮しよう!

です。
◎○ そもそも『2つのシップ』とは? ○◎

チームリーダーとしての『2つのシップ』とはなんでしょうか。
1つはすぐに思いつきます。もちろん「リーダーシップ」です。

「リーダーシップ」の定義は本当に様々なものがありますので、一言で言い表すのはたいへん難しいのですが、
ここでは「チームの先頭に立ち、牽引していくこと」と定義しておくことにします。

それでは、もう1つの「シップ」とはなんでしょうか。


◎○ チームリーダーとしての「フォロワーシップ」 ○◎

もう1つのシップとは、「フォロワーシップ」です。
「リーダーシップ」に比べると、あまりなじみのない言葉かもしれません。

「フォロワーシップ」とはその名が表す通り、
メンバーがフォロワーとしてチームリーダーを補佐(フォロー)していくことです。

チームリーダーの指示を待ったり、指示通りのことしかしないのではなく、
自発的に意見を述べたり、時にはチームリーダーの間違いを訂正しながら、
チームやチームリーダーを支えていくことと説明することができます。

そうすると当然、このような疑問が沸くのではないでしょうか。

『「フォロワーシップ」はメンバーには必要かもしれないけど、チームリーダーには必要ないのでは?』

その疑問にお答えしてまいります。


◎○ なぜ「フォロワーシップ」がチームリーダーに必要か ○◎

チームリーダーがリーダシップにばかり頼ってチームマネジメントを行うと、
メンバーの「フォロワーシップ」の醸成を図れなくなってしまいます。

「チームのリーダーがリーダーシップを発揮できている状態」とは、
チームリーダー自らが模範となる行動を示しながら、メンバーに指示・命令を行い、行動を促進している状態です。

もちろん、チームを目標達成に導くためには大切な行為です。

しかし、あまりにリーダシップ一辺倒になってしまうと、メンバーを「チームリーダーに言われないとできない」、
「チームリーダーに言われたことだけしかしない」という、いわゆる”指示待ち人間”にしてしまう恐れがあります。

本来養われるべき自発性や主体性が養われず、”ただ受け身なメンバー”になってしまうということです。


◎○ 「リーダーシップ」だけではみんなが苦しむ? ○◎

また、必ずしもチームリーダー自身が全ての仕事に熟知しているわけではありません。

仕事内容によってはメンバーの方がその仕事に熟知しており、その人をリーダーとして先頭に立たせた方が
成果創出につながるということも、決して少なくはないでしょう。

その場合、チームリーダーは無理やり先頭に立つのではなく、
そのメンバーやチームのフォロワーとなり支えていくのが望ましいといえます。

チームリーダーは「チームを引っ張っていかなければ!」という使命感から、
どのような仕事でも先頭に立って指示・命令をしようとしてしまいがちです。

しかし、本来立つべきでない人が先頭に立ってしまうと結果的にチームやメンバー、
そしてチームリーダー自身が苦しむことになってしまいます。

そのような状況では、チームリーダーがあえてメンバーやチームの下に立つことで、
結果的にメンバーの目標達成行動の促進や、目標達成につながることもあるのです。


◎○ フォロワーシップを体現する ○◎

「フォロワーシップ」と似た考えとして、「サーバント・リーダーシップ」というものがあります。

「サーバント・リーダーシップ」は、従来の「支配型リーダーシップ」と対をなす考え方で、
「メンバーに奉仕して支えるリーダーシップ」と訳すことができます。
「フォロワーシップ」と細部は違っていても、考え方自体はほぼ同じといっていいでしょう。

「フォロワーシップ」にしても「サーバント・リーダーシップ」にしても、
チームリーダーが実際にその行動を実践し、体現することによってはじめて、
メンバーにもその意識が育まれます。

研修では、リーダーシップのあり方や、フォロワーシップの体現の仕方などについて、
ケースステディなども交えながら、ご自身の考えをまとめていただいています。


それでは、「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」
第3講目を終了いたします。


◎○ 次回もお楽しみに! ○◎