いざワーケーションを導入するとなっても、様々な壁があるでしょう。ワーケーションするためには、リモートで仕事ができるというのが前提になりますが、仕事だけではなく、家庭の事情でワーケーションスタイルを取りやすい人、取りにくい人も出てきます。
特に家庭に介護が必要な人がいる、子供が学校に通っている等の場合は、気軽にワーケーションを行うことが難しいでしょう。
また、海外で時差があるからオンラインで仕事すると深夜残業になるのではないか?ワーケーション先での事故などはどうするのか?職種によって取れない人もいるので不公平感がある、といった心配の声も挙がってきています。
ですが、つい1年前までは、在宅勤務も理由を添えて、申請書を出して、上長の許可をとって、報告をして、という一連の流れを踏まないと認められない企業も多くありました。
必要に迫られたとはいえ、この半年であっという間に在宅勤務が当たり前にできる世の中になりました。
できない理由を挙げて進まないよりも、やってみて何がよかったか、どんな課題があるか、一つひとつ学習し、自社なりの「ワーケーション」の在り方を模索していくことが重要なのではでないしょうか。
もっとバケーションを楽しむビジネスパーソンになることで、仕事の生産性も確実に上がることは間違いないでしょう。