<第1講目>期待理論でモチベーションの向上・継続につなげよう!

2017年2月6日|カテゴリー「TAMA先生
みなさん、こんにちは。
「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」 第1講目を始めます。

本レッスンでは、私たち研修講師が研修で使用しているテキストの中から、コンテンツを一部抜粋し、紹介してまいります。
1回あたり3分程度で読み切ることができる「ワンポイントレッスン」です。
仕事のスキマ時間などに、お目通しいただければ幸いです。
<第1講目>期待理論でモチベーションの向上・継続につなげよう!

今回のテーマは、

「期待理論でモチベーションの
 向上・継続につなげよう!」

です。
○ 期待理論とは ○◎

「期待理論」とは、教育心理学者のベンジャミン・ブルームによって提唱され、
レイマン・ポーターとエドワード・ローラー3世の研究により発展したとされる有名なモチベーション理論です。

「期待理論」によると、ある行動に対するモチベーション(ここでは「行動意欲」の意味)の強さは、
「達成の期待度」と「報酬の魅力度」を掛け合わせることによって求めることができるとされています。

「達成の期待度」とは、「これならできそうだ!」という期待感のことです。
一方、「報酬の魅力度」とは、「この報酬が欲しい!」という強い思いのことです。

片方が高くても、もう片方が低ければ、モチベーションの強さにはつながりません。

例えば、「100メートルを5秒以内で走る」という行動の「達成の期待度」は極めて低いでしょう。
 
そのため、どれだけ「報酬の魅力度」が高くても、その行動をしようというモチベーションにはつながりません。

逆に、「100メートルを20秒以内で走る」や「毎朝6時に起きる」という行動は、
多くの方が実現可能なのではないでしょうか。

この場合、モチベーションの強さは、「報酬の魅力度」で決まります。

その行動をすると「1円もらえる」や「100円払わされる」など、魅力が高いとは言えないような報酬であれば、
多くの人にとって強いモチベーションにはつながらないでしょう。

逆に、「称賛を浴びる」「好きな芸能人に会える」「1億円もらえる」など、
魅力が高そうな報酬であれば、強いモチベーションにつながるのではないでしょうか。


◎○ 人によって異なる「期待」と「魅力」 ○◎

ここで注意しておきたいことは、「達成の期待度」も「報酬の魅力度」も、
人によってその程度は様々ということです。

特に「報酬の魅力度」は、その人の価値観によって大きく異なります。

例えば、先にあげた「称賛を浴びる」が、全ての人にとって魅力が高い報酬になるとは限りません。
人によっては、魅力が低い、もらってもうれしくない報酬であるかもしれません。

モチベーションアップにつなげるためには、
何が自分が実現できる行動か(「達成の期待度」が高いか)、
その行動によって自分は何を得たいのか(自分にとって「報酬の魅力度」はどのくらいか)を
意識しておくことが大切です。

そうすることで、行動の意味・目的が明確になり、その行動に対するモチベーションの継続・向上につながるでしょう。

研修では、上記に関連する演習・ワークなどを通じて、仕事に対するモチベーションアップにつなげていただいています。


それでは、「3分くらいでわかる!研修講師TAMAのワンポイントレッスン!」第1講目を終了いたします。

◎○ 次回もお楽しみに! ○◎