先ほど3点上げさせていただいた通り、マニュアルを作成していく中で大切にしていただきたいポイントはいくつかあります。
それらを踏まえた上でベストなマニュアルは「マニュアルのみで対応方法が分かる」ものです。
マニュアルのみで業務が行えるようになった場合、すぐに初心者を即戦力に変えられたり、教育コストを減らすことや社内のミスを限りなく少なくすることができます。
そのためには、過去の失敗に対する解決策や対応方法であったり先駆者のノウハウをマニュアルの中に追加していく必要があります。
ただ膨大な文章量になってしまうと、社員は読む気が失せてしまったり、探したい場所にすぐに辿り着けなくなったりしてしまうリスクがあるので大事なところをきちんと選定していくことが大切です。
しかし、初めから完璧なマニュアルを作ることはほぼ不可能に近いです。
マニュアルは、企画し、実際に作って、一度実践をし、改善点を修正する、の繰り返しを行っていくことが重要です。
最初から完璧を目指すのではなく、時間をかけ試行錯誤しより良いものを更新していくことを心掛けましょう。