電話応対の構成は、大きく3つに分かれます。それぞれオープニングトーク、メイントーク、クロージングトークと呼ばれるもので、その名の通りオープニングトークは序盤の話しはじめの部分、メイントークは主な対応部分、クロージングトークは切電までの流れを指します。
オープニングトークとクロージングトークについては、ある程度対応内容が決まっているため、多くのパターンを用意するよりも汎用性の高いスクリプトを作成するのがおすすめです。
反対に、多数の分岐が想定されるメイントークの部分については、幅広い内容に対応できるように対応分岐の条件を明確にし、検索性を高めておくべきだといえます。
こうした内容を踏まえ、スクリプトの構成を作っていきましょう。
できるだけ探しやすく使いやすいスクリプトを作ることを念頭に入れておけば、オペレーター目線で「使える」スクリプトができるはずです。
構成には時間がかかります。
しかし、この基礎の部分を怠ってしまうことはスクリプトの質が低下する原因にもなるため、時間を惜しまないようにすべきです。