基本的には顧客からしてほしいことを伝え、それに対してオペレーターが対応する形になることが多いですが、電話で「してほしい対応」を伝えられた時にはその先のニーズまで考慮する必要があります。
たとえば、通販会社のコールセンターに顧客から「注文商品の納期が知りたい」という電話が入ったとします。
その際には納期を調べて回答するだけでなく、「その先」まで考慮することが大切です。
その顧客にとってはできるだけ早く商品が必要であり、注文商品の納期が長いのであれば別の商品でも良いから入手したいと考えているかもしれません。
顧客が最終的にどのような問題を解決しようとして電話をかけているかまで考え、それに合った提案までできるコールセンターの顧客満足度は、必然的に高くなるといえます。