フィードバックが終わったら、今後の取り組みについて具体的に考えていきます。
フィードバックで判明したオペレーターの課題や改善点に対して、どういった取り組みを行っていくべきなのか、評価担当者とオペレーターが意見交換しながら決定していくことが大切です。これは、他人から指示されるよりも、自身で決断したことの方が目標に対する納得感を得られ、行動に移しやすくなるためです。
また、オペレーター自身が改善策について自ら考えることで、評価担当者はフィードバックで指摘した内容をちゃんと理解しているのか、課題や改善点の意図を正しく認識しているかを確認することができます。
今後の目標については、より具体的に実現可能な範囲で設定することが大切です。取り組む内容が具体的でなければ、何から取り組むべきか見失ってしまいかねません。
例えば、「お客様との会話をスムーズに進めるようにする」という目標よりも、「お客様との会話をスムーズに進めるために、相槌のバリエーションを増やし実践する」という目標の方が具体性が高く、取り組みやすいといえます。
経験の浅い新人オペレーターなどは、目標を自分で考えることが難しいかもしれません。オペレーターの習熟度や特性によって、サポートする範囲を変化させながら、今後の取り組みについて考えていきましょう。
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