一つ目の理由は、日本全体で少子高齢化と労働人口の減少が進行していることが挙げられます。
日本の人口は、労働人口とともに年々減少しています。総務省「情報通信白書 平成30年度版 人口減少とその課題」によると、生産年齢人口割合(15歳〜64歳)は、2040年までに6,000万人を下回ると目されているほどです。2017年時点で生産年齢人口は約7,596万人とされていますから、約20年以内に1,500万人もの働き手が減ってしまう計算になります。
従来の労働力を前提とした業務プロセスでは維持が難しく、少ない人員で成果をあげられる体制へのシフトが求められるようになっているのです。