「覚醒型セルフ・ブランディング」~マナーを超える基礎表現力~<際立つということ> Author:熊谷 真美

2021年4月27日|カテゴリー「『ビジネスコミュニケーション』コラム
■前回の記事を読む

どうしても目で追ってしまう気になって足が止まる気が付くと注視している、なぜなのか気持ちが持っていかれるという、ひときわ印象的に記憶に残るモノやヒトへの正体は、無意識の「憧れ」という成長意欲が関わっていると感じます。

「覚醒型セルフ・ブランディング」~マナーを超える基礎表現力~<構図という魅力> Author:熊谷 真美
<突き抜けた強烈な個性>

ノイシュバンシュタイン城の魅力は、城を造ったルートヴィヒ2世の"強烈な個性"に依るところが大きいのではないでしょうか。
生涯独身で謎の最期を遂げた『ミステリアス』な部分や、芸術に情熱を注ぎ、『絵本のようなメルヘンの世界』を作り出した一人の国王の世界観が、みなさんを夢の世界に誘うのだと思います。
日本でも有名テーマパークのお城のモデルになってますよね!
城の建造によって国の財政は傾き当時の国民からは不評でしたが、現在では立派な観光の目玉としてバイエルンの皆さんに大きな恩恵を分け与えることができています。
出典:Wikipedia

1)突き抜ける

2)ブレない軸

3)表向きの嘘


「覚醒型セルフ・ブランディング」~マナーを超える基礎表現力~<構図という魅力> Author:熊谷 真美
相手にいつ何を要求を示されても、自分の感受性を手放すことなく我を通す(ワガママ?)マイぺースさを守るのは、現代社会では中々難しいことです。
しかし大きな志や目的を持つ人にとっては、そう在りたいと願うのが本音でしょう。
その迎合しないスタンスを持たずして生きているうちに行きたい領域へはとうてい到達しないことを感じているからです。
相手の顔色や評価などは一ミリも気にしない、自分の感受性を護ることについて突き抜けた判断が下せる人に、周囲は困ったなと思う反面、憧れや、自分が真似できない行動力への憧れを持つのでしょう。

どうしても気になる相手を考え続けている時間が長いほど、相手の特性がどこかに取り込まれる。
その人は自分を成長させてくれる要素を持つ相手だから。

私にも自分を成長させてくれる憧れの上司や友人がいます。その存在は、私の成長を促すエッセンスなのです。

「覚醒型セルフ・ブランディング」~マナーを超える基礎表現力~<構図という魅力> Author:熊谷 真美
自分のことが実は一番よくわかってないのだと、感じることがあります。
考えも変わる、判断にも迷う、自分軸がないのかな?

しかし、十分に満足するまで自分に向き合ったら、どこかの時点で「もうここまで理解すれば十分だ。」と納得する潔さが必要です。

それも時代や年齢と共に、その様子は変わっていくと柔軟に捉えることで「軸」がつくられるのだと感じます。
「軸」とは、これだ!と決めることではなく、変化することを経験した人に備わるものだからです。
「軸」が無ければ変われないのですから、大きく変わろうとすることで強い軸が備わるのでしょう。

「覚醒型セルフ・ブランディング」~マナーを超える基礎表現力~<構図という魅力> Author:熊谷 真美

人は一日に6万回思考すると言われています。

思考は「言葉」です。その多すぎる思考という言語から、たった一つの言葉を生み出して相手に伝えなければならない。口から出るたった一行の言葉の裏に、口にできなかった圧倒的に多くの言葉の存在があります。

多くを感じ考え過ぎてちゃんと言葉にできなかった経験が皆さんにもあるでしょう?

伝えたい言葉が見つからず、一応伝えてみたけれどちょっとニュアンスが違って、表向きで嘘っぽくなってしまう。
思考回路が一定のフォーマットで定着しているビジネスマンなどは、使う単語がパターン化して語彙力が不足していることもあるようです。
すると、相手の属性が違う場合、とたんに伝わり難さを感じるはず。
饒舌でなく下手でも自分の言語で伝わる語彙力を高めることで、表向きで他人の言葉のような嘘っぽさは回避できますね。

これは、言葉を受け取る側がクリエイティブな感性で、言葉にできなかった数多くの思考をくみ取る感性も大切です。

際立つ人とは、たくさんの経験から自分の思考と言葉で伝わる世界観を持つ人かも知れません。


「覚醒型セルフ・ブランディング」研修でスキルを磨く

職場環境改善の対人関係トレーニング「コミュニケーション・フィットネス(R)」
職場環境改善の対人関係トレーニング「コミュニケーション・フィットネス(R)」
職場や仕事関係者との対人問題が起こる前に、予防としての基礎トレーニング方法を身に付けることで、人間関係に積極性が持てるようになります。
それと同時に成長意欲も高まりお互いを育み合える関係性を築くための研修です。
ビジネスパーソンのパフォーマンスを磨く「覚醒型セルフ・ブランディング」
ますます異世代間のコミュニケーションが試されるいま、覚醒される時代に合った新たな自分づくりとなるセルフ・ブランディング研修です。
また、自分の価値を認識し、職場や仕事関係者との対人関係に自信が持てる基礎トレーニング方法を身に付けることで、新しい役職への着任や転職などのターニングポイントにも意欲的にチャレンジできます。
企業で活躍する女性を応援する!「印象革命ベストポジションメーキャップ」
自立志向の女性をビジュアル面から応援する「印象革命 ベストポジションメーキャップ」は、自分が現在のポジションをイキイキと過ごすために背中を押す、革命的な印象を変えるビジュアル研修です。

リモートでレクチャーとメイク完成図を使うレッスンを通して、コンプレックスの解消魅力的なパーツの引出し方を学びます。
セゾンパーソナルプラスでは、上記以外の研修も柔軟に対応させていただきます。
ご質問やお見積りにつきまして、お気軽にお問い合わせくださいませ。

ゲストプロフィール

熊谷真実講師
熊谷真美(くまがいまみ)
株式会社マリアド 代表取締役

●日本プレゼンテーション協会認定講師
●日本メンター協会公認事業者 MOP ライセンス資格
●資生堂 SABFA メーキャップ特別コース修了

資生堂販売株式会社出身 16年勤務。
百貨店でのマネージャー経験と世界的なアーティスト養成機関であるSABFA特別コースにてトップクラスの美意識を学ぶ。
退職後、俳優や実演販売士のマネジメント会社へ転職しフリーとして活動。
全国SHISEIDOサロンにて50000人の女性へのビジュアルカウンセリング実績。
専門学校にて後進の育成、BNNY銀座・イギリス大使館などでプレスリリースのメイクショーなどを担当。
同社で俳優の演技術をビジネスに応用したプログラム開発をサポートし、一部上場企業を中心に口コミで広がる人気プログラムへ育てコンサルティング部立上げに参画。
15年以上の企業研修経験の中で、企業ブランディング・セールス・インストラクション・プレゼンテーションなどの表現力に特化した研修プログラムの開発と講師経験を経て2016年独立。
株式会社マリアドを設立し、「ブランド・スタイリング・プログラム」「印象革命」「コミュニケーション・フィットネス(R)」「スパイラル・リーダーシップ(商標登録出願中)」「覚醒型セルフ・ブランディング」を展開し、新人~中間管理職・経営層・自立型女性リーダーや起業家 育成に力を注いでいる。


■研修テーマ
新入社員研修後の戦力化ビジネススキル(基礎表現力)/中堅社員のモチベーションアップ研修/教育担当者のインストラクション(教え方)研修/コンペで通る プレゼンテーション研修/女性リーダーブランディング研修


トップへ戻る