こんにちは。
Y’sラーニング株式会社の浮島です。
全4回にわたり、「できるSVを育てる」をテーマにお伝えいたします。
SVを育成される方のみならずSV自身のスキルアップの一助にもなればいいなと思ってご案内しますので、よろしくお願いいたします。
第三回は「要員管理の3つのMを考える」です。
コンタクトセンターの管理業務
コンタクトセンターの組織において、SVは運営、運用の要です。
SVの役割、業務は多岐にわたります。
しかし、センターによって役割の定義も担当するメンバーの数も違うため、一概に規定することはできません。
共通しているのは「管理業務」であるとことです。
それでは、SVは何を管理すればよいのでしょうか。
管理は「人」と「モノ」と言われます。
実際には【図1】のような業務が中心でしょう。もちろん、図中の業務名は一例です。
なりたてのSVは、管理者一年生です。一般的には、管理業務のイロハは「モノの管理から身に着けていく」とスムーズです。
しかし、コンタクトセンターは「人」で成り立つ業務です。のんきなことは言っていられません。要員管理業務はSVの重要なミッションです。
要員管理業務とは、主として「導入管理」=新人の立ち上げ、「スキル管理」=メンバーのスキル維持や向上、評価と「マインド管理」を指します。新人教育やスキルアップ教育は標準化しやすくマニュアルなども整備しやすい業務です。
しかし、定量的な観察、評価がしづらく「何から手を付けていいのかわからない」となりがちな「マインド管理」にSVは一番悩まされることになります。
このマインド管理をもう少し詳しく紐解いてみましょう。
3つのMとは?
マインド管理では3つのMが重要です。【図1赤字部分】