1on1は意味がない?失敗する理由と成功のための7つのポイントを解説
2023年8月2日|カテゴリー「人材育成コラム」
部下の育成や組織の目標達成を目的として、1on1ミーティングを導入する企業があります。しかし、導入したものの、形骸的になってしまい、1on1は意味がないのではと感じてしまう企業も少なくありません。
ポイントを押さえ、会社として取り組むことで意味のある施策になります。本記事では、1on1ミーティングのデメリットや失敗する理由とともに、メリットや意味のある1on1ミーティングを行うためのポイントについて解説します。
意味のない1on1ミーティングのデメリット
1on1に確保した時間が無駄になる
成果に対して実施する負担が大きい
上司と部下との関係性が悪化する恐れがある
目的が達成できず、1on1をやめることになる
1on1ミーティングは意味がない?失敗する5つの理由
1.1on1の目的を共有できていない
2.1on1の優先度がほかの仕事より低い
3.上司ばかり一方的に話している
3つ目の理由には、上司ばかり一方的に話していることも挙げられます。1on1は、部下と上司が対話をする場です。しかし、部下からの相談内容が上司の得意分野の場合、上司が一方的に話してしまうケースがあります。
それでは対話になりません。特に、部下にとって1on1は緊張感を持つ場であり、上司が一方的に話してしまっては、さらに緊張感が高まります。「1on1は上司が一方的に話すもの」と部下が認識してしまった場合、次第に部下から意見を言わなくなる可能性も考えられます。
そうなると、課題や問題点が見つけられず、非生産的な時間になるでしょう。上司は部下をサポートしつつ、双方でコミュニケーションを取り合う雰囲気づくりを意識することが大切です。
4.上司が1on1に対して経験不足
5.結論を先急いでいる
意味ある1on1ミーティングを実施するメリット
上司と部下の相互理解が深まる
部下のマネジメントや育成につながる
社員の離職防止につながる
意味ある1on1ミーティングを行うための7つのポイント
1.経営者から1on1の重要性を発信する
2.上司が抱える部下の人数を見直す
3.1on1ミーティングのガイドラインを整備する
4.1on1の目的を明確化し共有する
5.上司側が1on1に必要なスキルを身に付ける
6.中長期的な視点で定期的に開催する
7.会社全体で1on1をサポートする
まとめ
1on1ミーティングは、部下の育成や組織の目標達成、生産性向上につなげられる施策です。しかし、形骸的に実施していては、意味のないものになってしまいます。意味のない1on1をした場合、時間やコストが無駄になったり負担に感じてしまったりするだけではなく、上司と部下との関係性悪化や、結果的に1on1をやめることにもつながります。
このようなケースが起こるのは、以下の理由が原因です。
●1on1の目的を共有できていない
●1on1の優先度がほかの仕事より低い
●上司ばかり一方的に話している
●上司が1on1に対して経験不足
●結論を先急いでいる
しかし、意味のある1on1を実施すれば、上司と部下の相互理解や部下のマネジメントや育成、社員の離職防止といったメリットが得られます。今回紹介したポイントを押さえ、意味のある1on1を実施しましょう。
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