『EQとは何か? (1)』 Author:南 詳憲

2019年8月21日|カテゴリー「『ビジネスコミュニケーション』コラム
EQとは、『感情』であるエモーション(emotion)の指数です。
知能指数であるIQは、漢字や数字、歴史や科学などの多くの学問を通じて、知能の状態を数値化して、頭の能力を判断するデータとして使われます。感情や心の状態は目に見えにくく数値化しにくいものです。
簡単には、EQとは、自分の感情の状態や状況を認識すること。そして、相手のことも理解ができるかどうか。
最終的には、自分自身のこと自分と相手、自分と組織や社会との対応をどう対処対応するかという能力。

『ストレス対処力』と『目標達成力』
  Aタイプ/高い:高い
  Bタイプ/高い:低い
  Cタイプ/低い:高い
  Dタイプ/低い:低い
イラスト



Dタイプの人は、『ストレス対処力』と『目標達成力』両方低い人です。
このタイプの人は、できるだけのことにしか取り組みません。少し難しいと思うことや、苦手意識のあることは避けてしまいます。仮に、取り組んだとしてもすぐに途中で止めてしまいます。


Cタイプの人は、『ストレス対処力』が低く『目標達成力』は高い人です。
得意な分野や好きなことには積極的に取り組みますが予期せぬことが起きたときや、上手く行かないときは、その状況を自力で解決することが難しくなります。

Bタイプの人は、『ストレス対処力』は高く『目標達成力』が低い人です。
ストレス対処力が高いので何事にも粘り強く取り組みますがその状況にあった適切な解決方法や行動が思いつきにくく、自分に自信がなかなか持てません。

 
Aタイプの人は、『ストレス対処力』と『目標達成力』の両方が高い人です。
このタイプの人は、初めて取り組むことや苦手なこと思いがけないことに対しても、冷静に取り組んで、解決するための最善の方法を模索します。責任感も高く最後まで取り組みます。
プロフィール
一般社団法人EQR&D協会 特別認定講師
アクティブブレイン協会 認定講師
一般社団法人CCS 代表理事
株式会社ザイム 代表取締役社長

1963年大阪生まれ。関西大学法学部卒。10年間の会社勤務を経て33歳から個人事業をスタート。35歳で法人化。現在4つの会社を経営。
20歳より200回近く50ヵ国ほどに海外旅行。海外で過ごした時間は7年間。日本国内も多数旅行。健康は20年以上取り組むライフワーク。現在年齢は56歳ですが、体脂肪率は9%
肉体実年齢は20代を維持。特に、記憶力のトレーニングとEQ研修を通じて人生と仕事だけではなく、健康と人間関係、経済面に至るまでEQの必要性の理解を深める活動を全国で展開中。ストレスとストレス対処力も数値化して専門分野の医学博士とコラボしたビジネスモデルも新規事業として取り組んでいる。
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