勤怠管理での「作業」は
・決まったルールに従って、時間の集計をする
・決まったルールに従って、休暇を付与する、残日数を管理する
・決まったルールに従って、現場に残業状況や抑止の連絡をする
などです。
勤怠管理での「仕事」は
・時間集計の効率化する方法を考え、ルール化する
・休暇取得を促すような仕組みを検討し、制度化やルール化する
・残業抑止の方法を検討し、現場と調整し、改善を推進する
などです。
既にお気づきかと思いますが、定型業務は「作業」であり、システム化することで、スピードと正確性が向上します。
どのような事が定型化でき、何が定型化できないかを検討し、決定することは「仕事」であり、その過程はシステム化できません。
<重要なポイント>
「作業」の為の「仕事」ではありません。
「仕事」の結果で「作業」が決まります。
勤怠管理システムの導入を行っておりますと、そのポイントが逆転する場合が多く見受けられますのでご注意ください。
勤怠システムを導入すると効率化する → ×
効率化できる作業があるから勤怠管理を導入する → ○
もちろん、普段のお打合せでは「仕事」を一緒に検討させていただく場面も多くありますよ。