<目次>
新入社員の教育係に必要な心得とは?おさえておきたい指導ポイントを解説
2023年11月21日|カテゴリー「人材育成コラム」
新入社員の教育係に求められる役割とは?
頼れる先輩としての役割
業務の目標達成に向けたサポート
新入社員研修のフォローアップ
メンタル面のサポート
【メンタル編】新入社員の教育係3つの心得
1.新入社員の個性はそれぞれ異なる
2.業務以外でも積極的に交流する
3.指導するうえで失敗はつきもの
【スキル編】新入社員の教育係3つの心得
1.具体的かつ端的な説明を心がける
2.良好な人間関係が築けるようサポートする
3.新入社員自身が考え解決する機会を設ける
新入社員教育の流れとポイント
1.業務の目的や目標の共有
2.業務内容の説明
3.業務の実演
4.新入社員に経験させる
5.評価とフィードバック
6.復習時間を設ける
新入社員教育でやってはいけない行為とは
新入社員教育をするうえで、やってはいけない行為は以下の3つです。
●作業手順だけを伝える
●できない部分にばかり目を向ける
●自分の成功体験を押しつける
業務の目的や目標の共有を省き、作業手順だけ伝えた場合、新入社員は業務の意義を理解しないまま業務に取り組むことになります。その結果、指示待ち人間になってしまったり、状況の変化によりその業務をする必要性がなくなったのにもかかわらず、作業をしてしまったりすることになりかねません。「なぜその業務をしているのか」を理解してもらったうえで作業手順を伝えることにより、自立した社員への成長につながります。
はじめから完璧にこなせる新入社員は多くありません。そのため、はじめは教えてもできないことがあるでしょう。そこでできない部分にばかり目を向けた場合、新入社員の自信喪失につながったり、教育係が新入社員の成長に気づかなかったりする可能性があります。できない部分だけでなく、できた部分や成長した部分に気づけるような視点を持つことが大切です。
また、失敗する新入社員に、自分の成功体験を押しつけるのも良くありません。成長スピードは、人によって異なります。教育係自身の成功体験ばかり伝えても、それが新入社員に当てはまるとは限りません。一人ひとりの特性を見極めたうえで適したサポートをすることが大切です。
新入社員の教育係が抱える悩みと解決策
自分の仕事時間が確保できない
コミュニケーションがうまくとれない
指導内容が多すぎる
まとめ
新入社員の教育係に求められる役割には、頼れる先輩としての役割や目標達成に向けたサポートのほかに、新入社員研修のフォローアップやメンタル面のサポートも挙げられます。
教育係を務めるうえで、新入社員の個性は人によって異なることや、業務以外でも積極的に交流すること、指導するうえで失敗はつきものであることを心得ておく必要があります。実際に教える際は、具体的かつ端的な説明や人間関係構築のサポート、新入社員自身で考える機会を設けることを意識するとよいでしょう。
新入社員の教育係には注意すべき振る舞いや見るべきものが多々あるため、仕事時間の確保やコミュニケーション方法、教え方に悩んでしまうことがあります。しかし、これらの悩みは教育係だけが抱え込むものではありません。会社側から教育係に対するサポート体制を整えることが大切です。
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