初めまして。日本セクシュアルマイノリティ協会の吉美と申します。
「LGBT?めんどくさいの来たな…。正直あなた(吉美)にお会いする前はそう思っていました。」時々言われる言葉です。
もしかしたら、これをお読みくださっている方の中にも“面倒だ”と感じられる人はいらっしゃるかも知れません。
そこをチョット我慢して、3分程お付き合いいただけたら、もしかしたら、お仕事に生かせる何かがあるかも知れません。
また、今回タイトルにさせていただいた「LGBT未対応のリスク」という表現も、LGBT当事者からすれば、「かなり失礼な表現をしている」と思うことでしょう。
多くの人に伝わりやすく表現しているため、ご理解ください。お願い申し上げます。
LGBTという表現が、全ての性的マイノリティを表しているわけではないことも留意してお読みいただければと思います。
さて、本題の「LGBT」をキーワードとした時の「リスク」と「発展性」を考えたことはございますか?
真剣に取り組んでいただくと、企業にとってリスクヘッジになるだけでなく、強いチームを作ったり、職場環境の改善に繋がったり、従業員満足度が向上したりして、新たな企業文化を醸成する可能性を秘めています。
しかしLGBTという比較的新しい人権に関わる問題は、根幹にある考え方やマナーを知らないと、企業として訴訟のリスクが出て来たり、優秀な人材(人財)の流出につながったりする可能性が有るのです。
少なくとも、今現在の日本において、人材流出の可能性は少なからず有ります。