【新入社員向け】セルフマネジメント研修(営業担当者向け)

新入社員向けセルフマネジメント研修

研修の目的

ビジネスパーソン、社会人へのマインドセットを行う事で、安定したモチベーション維持と主体性のある人間力向上、離職率の低下を目指します。
これらは、将来のリーダー育成を見据えた基礎作りの一環でもあります。
その為に、新人が現場で主に求められる「どうやって解決するのか」という行動スキルの強化と、社会人として求められる「何の為にそれを行うのか」という自分の働く軸を両輪で育成していきます。

研修の特徴

世界のトップアスリートや、トップビジネスパーソンが活用している心理、脳科学に基づくワーク(演習)中心の体感型研修です。
講義中も常にアウトプットを入れ、自身の言葉で表現をする事や他者の話を聴く事の重要性を体感していきます。
その事によって、研修内容と共に社会人としてのコミュニケーション力も身につけていきます。

研修で得られる効果

客観性を育む思考トレーニングと現場業務を意識した行動変化、検証、改善を繰り返す事で成果(自信)と成長(自己肯定感)を実感していただきます。
時に、成果が思うように出せない時期があったとしても、同期で励まし合い乗り越えていく事でチームワークの大切さも学んでいきます。

この事により、指示に対して素直に受け止め素早く行動する姿勢と、そこに作業効率を上げる為の工夫や新たなチャレンジを主体的に加味する事ができるマインドとスキルを高める効果が期待できます。

プログラム概要

新入社員の皆様がセルフリーダーシップ(主体性等)やセルフコントロール(レジリエンス等)を身につけ、業務(法人営業中心)において継続的な成果創出ができる人材となるためのストーリー性のある一気通貫プログラムです。

新入社員向けセルフマネジメント研修

プログラムのポイント

① 現場ですぐに活用できる新人共通の壁の乗り越え方と、折れない心の持ち方を多彩なワークを中心に学んでいく。 
② 元トップ営業でもある講師が、思うように結果が出せない時の打開策と数字へのつなげ方を分かりやすく解説。
③ 業務を通して組織からの期待に応えるマインドを、同期の絆を深めながら醸成していく。

プログラムのコンセプト

◆研修のテーマは「自分軸による覚悟」の醸成と明確化 (何のために働くのか)
◆自分軸を明確にすることで素早い判断をし、行動量を極大化する (目標に集中する)
◆「感情に反射した言動、行動をとらない」=営業レジリエンス (自分を客観的にみる)

①新入社員研修 ~マインドセット~(2時間)

学生と社会人との違い意識醸成。成果を求められることに対する覚悟の醸成

項目 内容 詳細
■オリエンテーション 本日の研修の目的、講師自己紹介等
■社会人とは ・社員と会社と社会の関係
・会社の想いを知る
・社会人思考のインストール
・社会との関係性を通して「社会人」の意味を再確認し、自身の立場を明確にする。

・企業のミッション、ビジョン、バリューについて理解を深める。

・経済産業省の社会人基礎力資料を基に、これまでの経験から自身の強味を見つける。

【個人ワーク】社会人基礎力の中で自身が成功したと思うエピソードを書き出す。
■主体性をもって働く意味 ・目的と目標
・気づく、考える、行動する
・社会人としての視座
・仕事への姿勢
・セルフリーダシップとセルフコントロール
・目的と目標の意味を正しく理解し、自身が頑張れる理由を言語化する。

【個人ワーク】入社し、何を実現したいか書き出す。

・社会人として「行動」する事の重要性とプロセスについて理解する。

・自分の周囲の事だけだった学生の視座から、社会への責任と覚悟を持つ視座へ上げる。

・「できない」ではなく「できる」ところから貢献する姿勢を持つ。
■まとめ 仕事に取り組む姿勢によって、自分の場所ができていく事を意識づける。


②新入社員研修 ~セルフリーダーシップ・目標設定~(7時間)

前回の研修内容の振り返り。レジリエンスの必要性を理解。目標設定と目標達成行動指針策定スキル習得。

午前(前半)

項目 内容 詳細
■オリエンテーションと前回の振り返り ・担当者様からのご挨拶、本日の研修の目的等。
・前回の振り返りと本日の研修のゴール設定。
■コミュニケーションの基礎1 ・ステート(心や体の状態)について
・まずは、行動
・Yes But から Yes And へ
・自身の表現の仕方で、同じ言葉でも相手に伝わる内容が大きく変わる事を体感する。

【ペアワーク】自身の感情表現を数値化しコントロールする事で伝わる内容が変化する事に気づく。業務で活かす方法も伝えイメージさせる。

・現場での指示に対して、「まずはやってみる」という素直な気持ちについて考える。

・自身の会話のクセを把握した上で、意見を伝えるポイントを分かりやすく解説する。

【グループワーク】あるテーマにてディスカッションを行い、新人が失敗しがちな会話パターンを検証する。その具体的な改善方法を示唆し、次のワークにつなげる。
■主体的に仕事をするという事 ・状況別のシミュレーション
・自立とは
・困難を乗り越える思考と行動について
・現場に配属された際に起こってくるであろう嬉しい出来事や困難をシミュレーションし見える化する。

【グループワーク】ネガポジワーク。コントロールできる事と出来ない事を明確にし、行動のスピードと質を上げる。

・嬉しい出来事はチャレンジへの力にし、困難は他責にせず、どうなったら良いかを考え、対処するプロセスを体感する。

午後(後半)

項目 内容 詳細
■レジリエンス ・折れない心、柔軟な思考について
・環境、他人、才能のせいにしない
・「判断が遅い!」を回避する
・折れない心の解説と、その強さを維持する思考について理解を深める。

【ペアワーク】レジリエンスに関してペアで感想の共有。

・感情に対する理解を深め、柔軟な発想や思考の重要性を知る。

・現場で起こってくる「劣等感、優越感」に対する具体的な乗り越え方について学ぶ。

【ペアワーク】自分の弱点をリフレーミング。営業で起きてくる心理的困難の理解と、実際に自分の性格と照らし合わせて、どう思考を変換するかをペアで行う。営業トークにも応用できる事を示唆し、イメージを高める。

・建設的であるかどうかを瞬時に見極め、素早く行動に移していく思考を学ぶ。
■価値観と目的と目標 ・価値観を見つける
・未来から今の課題と行動目標を見つける
・過去の経験から自身の価値観を見つけていく。

【ペアワーク】自分の頑張れた事、出来なかった事を振り返りペアで共有する。

そこから未来(半年後)のイメージをリアルに想像し場面化する。

・現時点での自分軸を明確にし、それを基に半年後のゴールをイメージする。

・現在の自分に有るものと足りないものを整理し、課題と取り組む行動目標を明確にする。

■目標設定とわかりやすい伝え方 ・求められている事を理解する
・PREP法を使った目標の宣言
・前の時間で言語化した価値観や目的、目標と自身に求められている事を再確認する。

・短時間で分かりやすく伝える PREP法を学ぶ。(エレベータートークにも応用可)

・これからチャレンジする行動目標を、PREP法を使って宣言する。

【ペア・グループワーク】ペアでPREP法を使ったプレゼンを作成し、グループ内で発表。自身のアクションプランと分かりやすい伝え方の両方を学ぶ。
■まとめ ・質疑応答と研修のまとめ


③フォローアップ ~振り返り・目標設定~(4時間)

実践期間振り返り。前回の研修内容再確認とブラッシュアップ。再目標設定と目標達成行動指針策定。

項目 内容 詳細
■オリエンテーションと前回の振り返り ・担当者様からのご挨拶、本日の研修の目的等。
・前回の振り返りと本日の研修のゴール設定。
■グループでこの半年の振り返り ・半年前の目標の振り返り
・成長と課題について
・前回設定した目標の結果とプロセスの内容についてグループで検証する。

・出来ていた部分、成長できた部分を明確にし勇気づけを行う。

・課題となる部分を明確にし、対処する事と本日の研修内容を結びつける。
■コミュニケーションの基礎2 ・顧客や相手が心を開く瞬間
・話を聴くという事
・認知的不協和を利用した傾聴の基礎
・営業時の導入アプローチ突破にも活かせる会話術と考え方を解説する。

・顧客や相手から信頼を得る心理的メカニズムを学び、活用場面をイメージする。

・自身もワークを体感する事で、話し手、聴き手の理解を深める。

【ペアワーク】営業手法の基礎とこの時期に陥りがちな内容を紹介する。ロープレして気づきを促す。グループ内や全体の前でデモンストレーション発表。
■自主性とモチベーションを上げる ・自分軸と他人軸
・ペアでのより深い傾聴と引き出し
・エピソードを基に自分軸の明確化
・自分軸と他人軸についての解説と、自分軸を半年前より明確にする重要性の落とし込み。

・この半年の業務や人間関係などのエピソードから新たな自分軸の素を抽出する。

・新たな自分軸を明確にし、次の理想の半年をシミュレーションする。

【ペアワーク】床歩きのワークでよりパワフルに未来を創る。
■アクションプランの立て方 ・Must Hope Can を使った目標設定 ・現状の把握と価値観を通した新たな目標設定、行動設定への流れを体感する。

・勇気づけを行いながら、目標設定をする効果を体感する。

・全体のまとめとして、宣言をする。

【ペア・グループ】ペアでお互いに引き出し合い、最終的にグループ or 全体で盛り上がって勇気づけを行う。
■まとめ ・質疑応答と研修のまとめ


講師情報

藤田 せいじ(ふじた せいじ)講師
藤田 誠二 講師

<経歴>
株式会社光通信 
ビバスマイル
株式会社光通信 (顧問)
株式会社Wiz (顧問)

<資格>
(株)チームフロー プロコーチ養成コース修了     
銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ
(一社)日本アンガーマネジメント協会認定ファシリテーター       
音楽教員免許

日本大学芸術学部を卒業後、芸能界を経て株式会社光通信に入社。光通信の採用で一度落とされ、補欠でギリギリ入社した劣等営業から2つの商材において『マスターオブ光通信』(個人累計売上記録)を樹立した功績を持つ。
そのスキルを活かして、エグゼクティブ・インストラクターに就任し、人材育成の分野で活躍。
その後、独立し、企業研修講師、経営者やトップ営業パーソンへのコーチング、人事顧問など幅広く人財育成の分野で活躍している。営業部時代のノウハウとメンタルコーチのスキルを融合した、コミュニケーション研修を得意としている。受講生からは、「部下へのマネージメントや、営業の現場におけるお客様との信頼関係づくりなどに幅広く活用できる」と定評がある。

【著書】 「営業は好きですか」(第一企画)

組織変革をおこす新時代のリーダー研修 / ひらめきを創り出すラテラルシンキング研修 / 巻き込み力強化 / キャリアデザイン / 感情を扱うクレーム / 合意形成と上手な叱り方 / 潜在ニーズを引き出すインサイト営業の基礎 その他多数

大手通信会社 / 大手陸運業 / アミューズメント機器の製造・販売会社 / 新聞社 / コンサルタント会社 / システム会社 / 市役所 その他多数

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