シニア社員・ベテラン社員のマネープラン・キャリアデザイン研修 (オンライン)

シニア社員・ベテラン社員のマネープラン・キャリアデザイン研修
シニア社員・ベテラン氏社員のセカンドライフの応援を目的とします。シニア社員・ベテラン社員のマネープラン(得する知識)、キャリアデザインがセットされた研修です。
オンライン研修でありながら講義形式だけでなく、ワークを取り入れた参加型研修となっております。

研修の目的

シニア社員が不安を感じる要素うち最大要因は「老後資金不足」です。
その不安解消のために「60歳を過ぎても仕方なくお金のために働く」という社員のモチベーションは低下してしまいます。

セカンドライフ研修では、

1.収入、支出、資産、負債の把握
2.現在収支および将来収支見込の確認
3.年金・健康保険制度など仕組みの理解
4.将来収支予測

など、各々異なるシニア社員の金銭意識の現状を自覚し、お金の不安解消に役立つ知恵の取得をおこないます。
シニア社員の抱える老後資金不安の緩和・解消、働く目的を再認識することにより、仕事の対する意欲向上など、モチベーションの維持・向上を図ることを目的とします。


研修の特徴

1)座学に終始しがちな研修とは異なり、「お金の収支」をテーマにした参加型のゲーム形式の研修を取り入れます。

2)ライフイベント表を作成して、参加者各自の将来計画を仕事面・生活面からアプロ―チ体験、シニア期のイメージを具体化させます。

3)キャッシュフロー表の作成体験を通じて、具体化した将来計画を資金面でシミュレーション、課題・問題点の発見あるいは生活の見直しのきっかけを作ります。

4)座学で「知らずに損をすること」の予防を目指して、運用・保険・退職金・年金・相続の基礎知識を学んで不安解消の一助とします。

5)参加したシニア社員それぞれが、働き方を考える機会を設けます。

期待される効果

シニア社員が働く目的のうち、「お金のために働く」に加えて

●社会の一員としての貢献
●生きがい
●自分磨き

といった前向きな目的を持ち、仕事に取組む情熱とモチベーションの維持・向上を図ります。
他方、雇用主がシニア社員の生活不安解消ための研修を実施することにより、
SDGs目標17項目のうち

目標1 貧困をなくそう
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標4 質の高い教育をみんなに
目標8 働きがいも経済成長も

に対応した企業として役割を担うことにもなります。

対象となるシニア社員・ベテラン社員

・定年退職(1年程度前)の従業員
・再雇用希望の有無等を聞き取る前の従業員
・職務・職種変更など従前と異なる仕事に就く予定の従業員
・役職を解かれる予定の従業員
・出向など関連会社等へ転出予定の従業員
・高齢者募集での採用従業員
など


カリキュラム

研修方法:オンライン
定員:応相談
研修時間:7.0h

■ オリエンテーション(0.5h)
・研修の目的とすすめ方

参加者全員の自己紹介を起点として、ゲーム・ワーク・発表・講義・意見交換など参加型研修であることを伝え、意欲を引き出します。

■ ライフイベント表作成(1.0h)
受講者自らが、仕事と生活の側面から「やるべきこと」、「予想される出来事」を年次毎に分けて記入するライフイベント表を作成します。
ライフイベント表に基づき、将来の支出を想像し、その対応策を考えます。

■ 生活に関わるお金の知恵(2.0h)
・資産運用の基礎
・保険の役割と上手な利用法
・退職金・年金にかかる税金の基礎知識
・相続の基礎知識
 -もめない相続、相続税の心配

「お金の不安」についても解消できるように知恵を身に着け、退職金・その他の資産運用に対する「心構え」や、「負けにくい工夫」、「金融機関営業手法」などの注意点を解説します。
また、保険の必要性について問題提起をおこないます。
退職金で受け取るか?年金で受け取るか?受け取り方法によって税金は異なります。
受け取り方法を迷うこともあるようですので、それぞれの税金について解説します。
相続の正しい知恵を身につけて不安解消とトラブル防止策を解説します。

■ 賢い金銭管理(1.5h)
・「使う」、「残す」、「管理する」、「Needs」と「Wants」
・「残すお金」と「残したお金」
・キャッシュレスと家計管理
・お金のトラブル

賢い支出について考えるきっかけとします。セカンドライフに向けて意識してお金が残せるように工夫し、収入環境の変化が予想される時期に対処する術を身につけます。
キャッシュレスは使ったお金が見えにくくなります。
キャッシュレス決済の基本と現状を知り、使ったお金が見えるように意識付けをおこないます。
「自分だけは大丈夫!」お金のトラブルの当事者は、皆さんそう思っていたそうです。
トラブルの実態と回避策を考えます。

■ ライフプランとキャリアプランとの融合(1.5h)
・課題の発見と対応策
・ライフラインチャートに当てはめて再考察

各自、研修冒頭に作成したライフイベント表の項目を見直し、再検討をします。
その見直し・再検討をもとに、仕事・私生活、退職前・退職後について考慮した未来版のライフラインチャートを作成します。
その後、各自その内容に従って発表することで意志表明をします。

■ まとめ(0.5h)
今日の研修内容の振り返り・質疑応答を行います。

ライフイベント表(例)
ライフイベント表(例)

ライフラインチャート(イメージ例)
ライフラインチャート(イメージ例)


※お電話の場合は「06-6356-8522」までお問い合わせください
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