講義形式を極力避け、ゲーム参加やワークを取り入れた参加型研修となっております。
【中級管理職向け】シルバー社員のセカンドライフ応援研修 ~集合研修(アシスタントなし)~
シルバー社員のセカンドライフの応援を目的とします。シルバー社員のマネープラン(得する知識)、キャリアデザインがセットされた研修です。
シルバー社員
研修方法:対面(アシスタントなし)
定員:15名
研修時間:7.0h
■ オリエンテーション(0.5h)
・研修の目的とすすめ方
参加者全員の自己紹介を起点として、ゲーム・ワーク・発表・講義・意見交換など参加型研修であることを伝え、意欲を引き出します。
■ ライフイベント表作成(1.0h)
受講者自らが、仕事と生活の側面から「やるべきこと」、「予想される出来事」を年次毎に分けて記入するライフイベント表を作成します。
ライフイベント表に基づき、将来の支出を想像し、その対応策を考えます。
■ 家計管理ゲーム(2.0h)
・ゲームを通じて考えるお金との付き合い方
・ゲームの振り返り
・振り返りの発表
このゲームでは、限りある収入のうち、日常の生活費にいくら使うのか?生活の充実のため欲しいものの購入にいくら使うのか?予期せぬ支出など、お金を使う優先順位を考え、お金を使いながら管理するゲームです。途中、場面転換を行い、支出入状況が変化する「退職後の生活」を前提にした構成とします。これにより、現実的な将来の資金設計がイメージしやすくなります。
金銭面の不安を解消し、お金の使い方を意識しつつ、セカンドライフへ移行する家計に対して充実と安心を図り、業務への好影響を期待します。
ゲームの振り返りを記入し、課題の発見や生活の見直しのきっかけ作りにします。
■ 生活に関わるお金の知恵(1.5h)
・資産運用の基礎
・保険の役割と上手な利用法
・退職金・年金にかかる税金の基礎知識
・相続の基礎知識
-もめない相続、相続税の心配
「お金の不安」についても解消できるように知恵を身に着け、退職金・その他の資産運用に対する「心構え」や、「負けにくい工夫」、「金融機関営業手法」などの注意点を解説します。また、保険の必要性について問題提起をおこないます。
退職金で受け取るか?年金で受け取るか?受け取り方法によって税金は異なります。受け取り方法を迷うこともあるようですので、それぞれの税金について解説します。
相続の正しい知恵を身につけて不安解消とトラブル防止策を解説します。
■ ライフプランとキャリアプランとの融合(1.5h)
・課題の発見と対応策
・ライフラインチャートに当てはめて再考察
各自、研修冒頭に作成したライフイベント表の項目を見直し、再検討をします。その見直し・再検討をもとに、仕事・私生活、退職前・退職後について考慮した未来版のライフラインチャートを作成します。
その後、各自その内容に従って発表することで意志表明をします。
■ まとめ(0.5h)
今日の研修内容の振り返り・質疑応答を行います。
在職時の基本生活費として必要資金ともいえる各項目(居住費・食費等・教育費・車)ごとに三者択一で選び自由に使えるお金&貯蓄(赤字部分)を算出します。
上記で求めた自由に使えるお金&貯蓄をもとに金銭管理帳を用いてお金に出入りを疑似体験します。
このゲームは、3つのコーナーから構成されており、
・金銭管理帳の残高範囲内で自由に買い物ができる買い物コーナー
・参加者の中から希望者にくじを引いてもらい、引いたくじの内容を参加者全員にも適用するくじ引きコーナー
・給料日・年金受給日コーナー
の3つのコーナーを順不同で何度か繰り返し、限りある資産(自由に使えるお金&貯蓄)から必要支出および一時収入(くじに反映)、欲しい・利便性向上支出(買い物リストの購入)を疑似体験します。
その後、従前の金銭管理帳の続きから、3つのコーナーを実施し、退職後の支出入を疑似体験します。
ゲーム終了後、各自振り返りを行い、限りある収入の範囲内で満足度を高める工夫(基本生活費の見直しやお金の使い方のメリハリ、備えるお金の位置づけ、その他)を考えるきっかけとします。
相対的に家計に関心の薄い男性の啓発を促し、家計に苦労することの多い女性は、退職後の生活資金のイメージを確認することを狙います。
上記の対象は、シニア社員を対象として作成していますが、若手・中堅社員など様々な世代、業種にアレンジ可能です。
ライフイベント表(例)
ライフラインチャート(イメージ例)