職能給とは<労1>|人材育成用語集

職務を遂行する能力を基準にして決定される賃金。

職能レベルに応じた等級を設け、その等級に応じて賃金を決定する(職能資格制度)。

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労務管理『1分間』用語集8(職能給・職務給)
「職能給」「職務給」はどちらも、基本給の代表的な要素の一つとされています。
単一要素だけで決定するところもあれば、複数要素を組み合わせているところもあります。

「職能給」は、職務を遂行する人の能力を基準にして定められる賃金であることから、「『人』基準の賃金」と言われます。
複数の職能レベルに対して等級が与えられ、その等級に応じて賃金が設定されます(「職能資格制度」)。

「職務給」は、労働者の担当する職務を基準にして定められる賃金であることから、「『仕事』基準の賃金」と言われます。
職務をその困難度や重要度で評価(職務評価)し、職務とその範囲、必要とされる能力を規定した「職務記述書」が作成されます。

この「○○給」。企業によって呼び方や内容は様々で、必ずしもある一つの定義に当てはまるとは限りません。

労務管理『1分間』用語集
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