【い】インポスター・シンドローム(症候群)

十分な業務遂行能力があり、他者からの評価も高いにも関わらず、
「自分は能力が低いのに、他人をだまして評価を得たものである」といった
まるで自らを「詐欺師(ペテン師)」のように感じてしまう心理的傾向。

自身の能力を低く見積もってしまったり、
他者の評価を素直に受け入れられないといった特徴を持つ。
人材育成用語集12(インポスター・シンドローム)
今から40年ほど前、心理学者のクランス氏らが名づけたとされる「インポスター・シンドローム」は、自身が偽物(ペテン師)でないことを証明するかのごとく、熱心に働く人が陥りやすい心理的ジレンマとも呼ばれています。

「インポスター・シンドローム」に陥ると、ミスや他人からの否定的意見を恐れ、孤独感を感じ、新しい経験をしようという意識を制限するとされています。

「女性の昇進意欲を減退させる要因」などの文脈で取り上げられることが多いですが、男性が陥るケースも決して少なくはありません。

「インポスター・シンドローム」の克服法としては、
同じような体験をした人との経験共有や話し合いを行うことにより、
不安や孤独感を取り除いていくことなどがあげられています。