人材育成に必要な知識、スキルを身につけることで、シニア社員の技術やノウハウを継承でき、会社の永続的発展をかなえられるようにする。
【シニア社員・ベテラン社員向け】技術やノウハウを若手に継承するための教える力向上研修
属人化した暗黙知を持っているベテラン社員が会社のノウハウや業績を支えてきましたが、やがてそれらの社員がいなくなる、または、勤務する日程が少なくなるという企業様も出てくると思われます。
本研修は、シニア社員が若手・後輩に技術やノウハウを教えるに際しての力を高めるための研修です。
具体的には、技術継承の意義を自身を取り巻く環境と自己実現の観点から見つめなおしたうえで、人材育成のあり方ややり方について知識とスキルを習得します。
個人ワークやグループディスカッションの他、ロールプレイングによる実習も行うことで、職場に戻ってから実践しやすい状態になっていただきます。
定年退職を迎えようとしているシニア社員、定年退職後再雇用されたシニア社員
・プレイヤーとしては優秀だったものの教え育てる仕方については分からない。
・自身の暗黙知を形式知化して、社内に継承できるノウハウとして残したい。
1.オリエンテーション(講義)
(1)主管元ご挨拶
(2)講師自己紹介
(3)本研修の目的と進め方
2.シニア社員からの技術継承の意義を考える(講義・ワーク)
(1)国内と自社の状況に鑑みた技術、ノウハウ継承の必要性
(2)自身の精神的充実の側面から考える
(3)今までの自身の経歴、強みを棚卸しする
3.人材育成におけるコミュニケーション(講義・ワーク)
(1)日常対話と成長対話
(2)若手・後輩社員の行動変容をもたらすモチベーションの高め方
4.「ティーチング」による若手・後輩指導を学ぶ(講義・ワーク)
(1)指導前のポイント
(2)自らがやってみせる
(3)若手・後輩社員にやらせてみせる
(4)指導した後のフォローのやり方
(5)図や絵に描いて伝える
5.「コーチング」による若手・後輩指導を学ぶ(講義・ワーク)
(1)若手・後輩社員との関係構築の仕方
(2)気づきを促す、考えさせる質問スキル
(3)考えを整理させ、答えを引き出す傾聴スキル
(4)自己肯定感、モチベーションを高める承認スキル
(5)課題と取り組みを正しく把握させるフィードバックスキル
6.まとめ(講義・ワーク)
(1)今後に向けたアクションプランの作成
(2)質疑応答
(3)講師からのエール