研修方法:対面(アシスタント1名)
定員:25名
研修時間:7.0h
■ オリエンテーション(0.5h)
・研修の目的とすすめ方
参加者全員の自己紹介を起点として、ゲーム・ワーク・発表・講義・意見交換など参加型研修であることを伝え、意欲を引き出します。
■ ライフイベント表作成(0.5h)
受講者自らが、仕事と生活の側面から「やるべきこと」、「予想される出来事」を年次毎に分けて記入するライフイベント表を作成します。
ライフイベント表に基づき、将来の支出を想像し、その対応策を考えます。
■ 家計管理ゲーム(2.0h)
・ゲームを通じて考えるお金との付き合い方
・ゲームの振り返り
・振り返りの発表
このゲームでは、限りある収入のうち、日常の生活費にいくら使うのか?生活の充実のため欲しいものの購入にいくら使うのか?予期せぬ支出など、お金を使う優先順位を考え、お金を使いながら管理するゲームです。途中、場面転換を行い、支出入状況が変化する「退職後の生活」を前提にした構成とします。これにより、現実的な将来の資金設計がイメージしやすくなります。
金銭面の不安を解消し、お金の使い方を意識しつつ、セカンドライフへ移行する家計に対して充実と安心を図り、業務への好影響を期待します。
ゲームの振り返りを記入し、課題の発見や生活の見直しのきっかけ作りにします。
■ 生活に関わるお金の知恵(1.5h)
・資産運用の基礎
・保険の役割と上手な利用法
・退職金・年金にかかる税金の基礎知識
・相続の基礎知識
-もめない相続、相続税の心配
「お金の不安」についても解消できるように知恵を身に着け、退職金・その他の資産運用に対する「心構え」や、「負けにくい工夫」、「金融機関営業手法」などの注意点を解説します。また、保険の必要性について問題提起をおこないます。
退職金で受け取るか?年金で受け取るか?受け取り方法によって税金は異なります。受け取り方法を迷うこともあるようですので、それぞれの税金について解説します。
相続の正しい知恵を身につけて不安解消とトラブル防止策を解説します。
■ ライフプランとキャリアプランとの融合(2.0h)
・課題の発見と対応策
・ライフラインチャートに当てはめて再考察
各自、研修冒頭に作成したライフイベント表の項目を見直し、再検討をします。その見直し・再検討をもとに、仕事・私生活、退職前・退職後について考慮した未来版のライフラインチャートを作成します。
その後、各自その内容に従って発表することで意志表明をします。
■ まとめ(0.5h)
今日の研修内容の振り返り・質疑応答を行います。