ヒューマンアセスメントのルーツは、1950年代にアメリカで研究されたアセスメントセンター方式にあります。これはCIAの前身である米軍OSS(戦略対策部)において、スパイ養成のための人材選抜を目的に開発されたプログラムです。
ここでは、企業や組織が主に昇進・昇格、選抜、能力開発などに活用する人事データを得るために、人材の資質や能力を第三者が客観的に評価することをヒューマン・アセスメントいいます。
具体的には、受講者が職務状況に近い複数の演習課題に取り組み、専門家がその様子を観察し、事前に設定した能力要件ごとに能力評価を行います。
自身の強み・弱みについて理解しながら、ポイントを明確化することで、自身の能力傾向やレベルを把握し、能力開発を行います。