マインドセットとは|人材育成用語集

マインドセットとは、人間が持つそれぞれの「無意識の思考・行動パターン」「固定観念や思い込み」「物事を捉えるときの思考の癖」を意味する心理学の用語です。先天的な性質や経験、教育、時代背景などよって形成されるものであり、個人の信念や価値観も含まれます。ビジネスにおいては考え方の基本的な枠組みを指します。

大きく分けて2種類ある

アメリカの心理学者であるキャロル・スーザン・ドウェックによってマインドセットは2種類と提唱されている。

・成長マインドセット
人間の能力や資質は努力次第で成長させることが出来るという考え方です。このマインドセットを持つ人はポジティブ思考であることが多く、努力、挑戦、粘り強い頑張りといった行動をとります。問題に直面した際も、解決できるかどうかだけでなく、そこから何か得られることに喜びを感じるため、修正しながら前進していく傾向にあります。

・停滞マインドセット
人間の能力や資質は一定で決められており、変わらないという考え方です。成長マインドセットとは間が書くの思考であり、目標を達成するまでの間に障害が生じると、不正やごまかしを行って取り繕うとしたり、問題に直面した際に、解決できないと分かった際には自分を追い詰める傾向にあります。

企業におけるの成長マインドセットを獲得する必要性

マインドセットは従業員の行動に大きく影響します。そのため、企業においてはマインドセット教育は重要になってきます。

・従業員が自信を持てるようになる
努力によって能力を伸ばせる、成長できることを知ると、従業員は自分に自信を持ちながら行動できるようになります。

・キャリアに対して前向きになれる
大きな責任を受け入れて期待に応えようとします。よって、経営陣から評価される重要業務に進んで取り組めるようになります。

・ポジティブシンキングが波及する
多くの従業員が成長マインドセットを獲得することで、組織全体にポジティブシンキングが広がり、浸透すると考えられます。

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