●東京大学医学部川上研究室が開発した本格体感ゲーム●
あなたは新米カウンセラー
良いカウンセラーになるために
まずは自分をしっかり分析し
その後訪ねてくる悩めるクライエントを
全力で支援しよう!
///////////////////////////////////////////////////////////////////
ゲームを進めるだけで、自分の自己分析が進んでいきます。
しかもその上で、相手の立場に立った聞き方が出来ているかが明らかになります。
カウンセラー育成にはもちろんのこと、 深く話を聞く立場にある人の練習にはもってこいです。
・1on1など上司部下のコミュニケーション
・教育者
・親
・多様な価値観を持つチームで働く人
などの方にオススメします。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
3つのゲームがプレイできます。
ゲーム1: 自己分析
ゲーム2: クライエントを救え(カード制限ありVer.)
ゲーム3: クライエントを救え(カード制限なしVer.)
<ゲーム1「自己分析」>
あなたは新米カウンセラーです。
これからカウンセラーとして成長してくために、まず自分の特徴をしっかりと理解できるようになる必要があります。
気持ちがもやもやするようなことが起こったときに、自分だったらどうするかという視点で、対処法を考えてみましょう。
1.ゲーム1ではもやもやカード内の「フリーカード」は使用しないので抜き、その他のもやもやカードをよく切り、山札として場に置く。
2. 全ての処方せんカード(考え方と行動の合計68枚分)を混ぜてよく切り、プレイヤー全員に6枚ずつ配る。残りは山札として場に置く。手札として配られたカードを他のプレイヤーに見えないように確認する。
3.一人が山札のもやもやカードを1枚引き、表にして場に置く。
4.場に置かれたもやもやカードについて、全員が自分だったらどんな対処をするかを考え、それぞれ手札の処方せんカードから対処法を1枚選び、裏返して場に置く。
5.もやもやカードを引いた人から時計回りに、自分の処方せんカードを表にして、自分だったらどんな対処をするかについて、理由も含めて1分でプレゼンする。
6.全員のプレゼンが終わったら、使った処方せんカードの右側に表示されている矢印の向きに合わせて、自分のカルテボードのブロックを動かす。
7.全員が処方せんカードを1枚ずつ引いて手札に加える。
8. 最初にもやもやカードを引いたプレイヤーの右隣の人が新たにもやもやカードを引き、既に場にあるもやもやカードの上に表にして置く。
9.以降、一巡するまで4~8を繰り返す。
10.終了したら、以下の視点から結果を振り返り(自己分析)、感じたことを共有する。
・自分のカルテボードの結果が自分の特徴を表しているか
・他の人の対処法を聞いてどう感じたか
・他の人と自分の対処法を比べて、自分の対処の特徴で気づいたことはあるか
<ゲーム2「クライアントを救え」>
さて、自己分析も終わり、いよいよクライエントがやってきます。悩めるクライエントのために、カウンセラーはクライエントにとって最もオススメの提案を全力で真剣に考え、心を込めて伝えましょう。
1.プレイヤーのうち1人をクライエント役、残りをカウンセラー役とする。
2. 処方せんカード(考え方と行動の合計68枚分)を混ぜてよく切り、カウンセラー役に6枚ずつ配る。残りは山札として場に置く。
3.クライエント役はもやもやカード(フリーカード含む)の中から今の自分に合ったもやもやで、カウンセラー役からアドバイスが欲しいものを1枚選び表にして場に置く。
4.クライエント役はもやもやカードを選んだ理由と自分が日常で実際に感じているもやもやについて1分で説明する。
*クライエント役は、話したくないもやもやを無理に話す必要はありません。
5.クライエント役の説明が終わったら、カウンセラー役は全員でクライエント役に3分間インタビューを行い、クライエントが説明したもやもやについて色々質問する。
*クライエント役は、答えたくない質問には無理に答える必要はありません。
6.カウンセラー役は、3分間インタビューで得た情報と、ゲーム1でのクライエント役のカルテボードの結果を参考に、手札の処方せんカードからクライエントにオススメの対処法を1枚を選び、裏返して場に置く。
7.クライエント役の右隣から順に、自分が選んだ処方せんカードを表にして、クライエント役にとって最もオススメの提案を理由も含めて1分でプレゼンする。
8.プレゼンが終わったら、カウンセラー役は使った処方せんカードの矢印の向きに合わせて自分のカルテボードのブロック(新たに並べたもの)を動かす。
9.カウンセラー役全員のプレゼン終了後、クライエント役は一番良かった提案にフィードバックカードをどれか1枚渡し、その理由を伝える。
10.その他のプレイヤーにも、それぞれの提案をどう感じたか伝える。
11.終了したら、クライエント役の右隣の人が次のクライエント役となり、それ以外のプレイヤーはカウンセラー役となる。
12.新たにカウンセラー役となるプレイヤーは処方せんカードを6枚引き、続けてカウンセラー役をするプレイヤーは処方せんカードを追加で1枚引き手札に加える。
13.クライエント役は、新たに任意のもやもやカードを1枚選んで場に置く。
14.以降、4~13を繰りかえす。
15.終了したら、以下の視点から結果を振り返り、それぞれ感じたことを共有する。
・ゲーム1「自己分析」とゲーム2「クライエントを救え」とでパラメーターに違いがあるか、パラメーターは自分の特徴を表しているか
・クライエント役をやってみて感じたこと
・カウンセラー役をやってみて感じたこと
・自分の考えや行動の特徴で気づいたこと
<ゲーム3「クライアントを救え」Ver.カード制限なし>
•このゲームでは、最初に全ての処方せんカードを表にして場に並べる(手札は無し)
•カウンセラー役は、場のすべての処方せんカードの中からどれか1枚を早い者勝ちで選び、クライエント役にとって最もオススメの提案を理由も含めて1分でプレゼンする(インタビュー中に処方せんカードを選んでもOK)
•その他のルールはゲーム2と同じ