【内定者向け研修】入社辞退防止・ビジネススキル強化に向けて

「内定者研修」とは

内定者
「内定者研修」とは、入社決定前の内定者に対して、仕事で必要となる意識やスキルの早期習得を図るための研修です。

若年雇用者数が減少し、内定辞退率も高水準で推移している昨今、内定者の「囲い込み」は現代社会の重要課題となっています。
貴重な内定者へのアプローチとして、仕事や会社に愛着を持ってもらうことや、内定辞退率の低下を図っていくために、「内定者同士の懇親会」や「会社や仕事に触れるための説明会」のようなエンゲージメント施策を実施する企業・組織も増えています。

一方で、内定者の早期戦力化を図りたい企業・組織のニーズも依然高くなっています。
入社前に、仕事で必要となる意識やスキルを身に着けてもらうことで、入社後すぐに会社や仕事に馴染むことができる可能性が高まります。
また、「内定者研修」を通じて、仕事に対する誤った先入観を払しょくしてもらうことも、その目的の一つと言えます。

「内定者研修」の主な受講対象者

● 入職前、内定者の方

「内定者研修」がアプローチする課題

「内定者研修」は、以下のような課題をお持ちの企業・組織の皆様におすすめの研修です。
● 入社前に早期から社会人としての意識づけを行いたい
● 仕事をする上で必要となる基本スキルを習得させ、スムーズな入職につなげたい
● 研修を通じて、内定者同士の交流を深めさせたい

内定者研修のプログラム

仕事の進め方・報連相研修
社会人として必要となる意識や基本姿勢を認識するとともに、仕事の進め方の基礎を習得する
ビジネスマナー研修
社会人として働くうえで必要な、仕事で関わる人を不快にさせないための基本動作を習得する
コミュニケーション基礎研修
仕事で関わる人と良い人間関係を構築し、より円滑に仕事を進めるためのスキルを習得する
チームワーク研修
チームのメンバーと力を合わせて成果を出すためのポイントを習得する



「内定者研修」の基本カリキュラム

カリキュラム 内容
オリエンテーション
・自己紹介
・研修の目的と進め方
・中堅・ベテラン社員が習得したい考え方・スキル
自己紹介では、アイスブレイクを取り入れながら場を温めます。
研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を確認します。
内定者が入社前に習得しておきたい、これから学習するスキルや考え方を確認します。
社会人としての仕事の進め方・報連相
・社会人としてのマインドセット
・社会人としてあるべき姿を考える
・報告、連絡、相談の重要性
学生と社会人との違い等を確認しながら、社会人としてのマインドセットを図ります。
社会人としての基本姿勢について、「主体性」や「素直さ」、「責任感」といったキーワードを確認します。
職場で欠かせない報連相の重要性について理解を深めます。
社会人としての基礎スキル①ビジネスマナー
・対面のビジネスマナー
・電話のビジネスマナー
・文書のビジネスマナー
適切な身だしなみや表情、挨拶、言葉遣いといった基礎的なビジネスマナーを確認します。
仕事において電話を受けるときやかけるときの基本マナーを確認します。
社内文書と社外文書の違いやそれぞれに求められる基本マナーを確認します。
まとめ
・学習内容のまとめ
・質疑応答
学習内容を振り返ります。
質疑応答を通じて疑問点の解消を図ります。
カリキュラム 内容
オリエンテーション
・前日の振り返り
・研修の目的と進め方
前日の学習内容について振り返りを行い、再定着を図ります。
研修の目的や進め方、参加する上での注意事項を改めて確認します。
社会人としての基礎スキル②コミュニケーション基礎
・【ワーク】コミュニケーションワーク
・コミュニケーションとは
・コミュニケーションの具体的手法
コミュニケーションワークを通じて、コミュニケーションの重要性の再認識を図ります。
コミュニケーションの基礎となる他者の話を「きく」ことの重要性や行動のポイントを理解し、スキル向上を図ります。
より良い意思相通につなげるための「伝える」ことのポイントを理解し、スキル向上を図ります。
社会人としての基礎スキル③チームワーク
・【ワーク】チームワークとは
・チームワークに必要な要素
・チームに貢献するための具体的行動
チームワークゲームを通じて、チームワークの必要性やチームに貢献するチームワーク行動について理解を深めます。
チームワークを高めるための関係構築や情報共有の具体的な方法について理解を深めます。
研修やゲームの内容を踏まえて、今後実践するチームワークに対する意識や具体的行動を検討します。
まとめ
・学習内容のまとめ
・質疑応答
・行動宣言
学習内容を振り返ります。
質疑応答を通じて疑問点の解消を図ります。
研修内容を踏まえ、明日からすぐに始める行動を参加者に共有します。

研修カスタマイズ事例

セゾンパーソナルプラスの研修は、状況に応じてカスタマイズが可能です。以下は、その一例です。

導入企業

全国に支店を持つ大手製薬会社様

研修実施の経緯

・近年は内定者を確保するのに手いっぱいで、研修内容の見直しまで頭が回っていなかった。
・内定辞退者の割合も少しずつ増えており、内定者のオンボーディング(早期戦力化、定着化)をどうするかを検討していた。
・新入社員にアンケートを取ると、「入社前に本社の人や同期と触れ合う機会があればよかった」という回答が多く上がっていた。
・新入社員は入社後すぐに各支店に配属されるため、一緒に研修を受ける等、一緒になる機会がなかった。
・基礎スキルを早期に習得させ、希望する内定者同士の絆を深めるための研修プログラムを開催することにした。
・内定者全員に声をかけると、ほぼ全員が受講を希望し、本社会議室に集まって1日間の研修を実施した。

実施した研修プログラム

・社会人意識の必要性
・社会人としての基本姿勢の確認
・会社で求めている最低限のビジネスマナーの確認
・懇親会(持ち寄ったお題に合わせてディスカッション)

研修後の調査から見えた効果(アンケート、店舗評価、ヒアリング調査などから集計)

・入社前に何を準備しておくべきか明確になった
・同期や会社に対するロイヤルティ(愛着心)が醸成された
・同社で働くことに対するモチベーション向上を図ることができた

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