現在「カスハラ」は社会問題としても取り上げられています。
自社でカスハラ対策を講じていなければ、延々と続くハラスメント行為に対して対応者の精神的ストレスによるメンタル不全、生産性の低下、離職率増加など企業にとって悪影響を与えます。また、企業は従業員に対して安全配慮義務を遵守することが求められています。
「カスハラ」に対して毅然と対応するための知識を得ることが望まれます。
学習項目 | 内容 |
オリエンテーション | 本研修の目的と進め方を説明します。 また、アイスブレイクとして講師・受講生自己紹介をします。 |
カスタマーハラスメントの基礎知識 | 企業がカスハラに取り組む理由を確認し、組織としての準備や現場が理解しておくことを学びます。また、クレームとカスハラの違いを確認し、カスハラの判断基準の考え方を理解します。 |
要求の内容が不当な場合の応対プロセス | 相手からの「要求の内容が不当」な場合の応対のプロセスを理解します。 |
応対のポイント | 応対のポイントとして、「① 聴く・お詫び」
「 ② 事実確認・調べる」「③ 判定」
「④回答を伝える」「④を繰り返す」「排除する」
について理解します。 - 要求の手段・態様が不要な場合の応対プロセス |
事例紹介 | カスハラでよくある事例を紹介します。 |
ケーススタディ | 事例をもとに、カスハラの判定基準や管理者としてのアクションを考えます。 |
まとめ | 本研修における質疑応答とまとめをおこないます。 |