角川スニーカー文庫から出ている『ロードス島戦記』という小説を、何十年ぶりかに読み返しています。
『ロードス島戦記』といえば、1990年代前後で世間を席巻した王道ファンタジー
剣と魔法と魔物の世界だけど、1人で1000人も相手にできるようなチートキャラがいるわけではなく、どんな強いやつでも油断するとカンタンにやられてしまうのではないかという危うさがすごくリアル。
子供ゴコロにすごく読み込んだなあ、PCエンジンCD-ROM2のゲームも遊んだなあ、という思い出とともに、今読み返してもとてもおもしろいなあ
とワクワクしながら読み返しています。

そして、今ぼくは、短文ながらも色々とフィードバックレポートの文章を書いたりするお仕事をしています。
できるだけ短い文で、簡潔に、それでいて読み手に絵をイメージさせる具体的な文章となるように意識しています。
簡潔で、具体的にイメージでき、しかも読み手に無用にカドが立たないように文章を作る、というのはカンタンとは言えず、今でも毎回悩みまくりで、永遠に勉強中です。
でも、少なくとも文章を書くということそのものについては、自分にとっては苦ではないんですよね。
単に性格の問題なのかなあとも思いましたが、ひとつにはやっぱり、小説なり文学なりを、青い時代に、多少とはいえ読む習慣があったからなのかなあと思います。
読む人に絵をイメージさせる表現の仕方は、この時になんとなく馴染んだのかもしれません。(今回の投稿でそれができているかはさておき
)

そして、これをうちのメンバーたちにどう継承していくか

本を読んできた人、こなかった人、誰にでも身に付けてもらえるノウハウを生み出したいです。
別の難しさがありますが、ファンタジー小説を読むときのようなワクワク感をもって、日々たくましく生きていきますよ~
