第494回【自分と他人は違う。他人と自分も違う】BY「しょうへいへーーーい!」

2020年4月3日|カテゴリー「JBMスタッフブログ(社員ブログ)
トナラーという言葉を知ってますでしょうか?

電車や飲食店や駐車場などで、あきらかにガラガラで席や場所を選びたい放題にもかかわらず、自分のすぐ隣に座ってくる人のことをいいます。

ガラガラなのに、なんでわざわざ隣くんねん

って思いますよね。トナラーの心理ってどうなってんの?ということで、Webで『トナラー』を検索してみました。

するとまあ、

空気読めない
寂しがり
自己中
下心がある
何も考えていない

など、けんもほろろですね。
ほとんどのコラムで、このような言われ方をしています。

自分と他人は違う。他人と自分も違う

たしかに、パーソナルスペースを大事にする多くの人にとっては、「気味が悪い」「不安」「危険に感じる」というのがおおかたの意見ですよね。

でも、本当に単純にそうなのか・・・

隣に座られてしまった人だけの視点だと、「キモチワルイ」でカタがついてしまうのですが、もっと全体的な視点でみるとどうなるか。

バラバラに席を取るより、奥から順に詰めていったほうが、効率がいい、ということはあると思います。
全員が着席しないと始まらないようなイベントのときは、あいている席を探すのが大変で、それのせいで開演が遅れたりすることがあるかもしれません。

全体として物事がスムーズに進むようにと、本当は離れて座りたいのに、使命感をもって隣に座る(奥から詰める)人もいるのかも・・・。

たとえば、そうやって作った大きなスペースに、たまたま家族連れが来て、並んで座らせてあげられたことに満足した経験があるとか。


たしかに『トナラー』は、一次感情では「うおっ」ってなりますが、二次思考で、「よかれと思ってやってるのかな?」と、少し冷静にみてあげるのもいい・・・のかも。

これは、多くのマイノリティに共通しそうなことだと思いますね・・・


よいかわるいかは別として、ただただ批判するだけでなく、「よかれと思って」の点は認め(理解し)つつも、「多くの人にとって、それはよくないと思われることなのだよ」ということを丁寧に伝えていけたらいいと思います。


思い出したのですが、電話応対なんかでもよくあるのですが、ものすごく早口に話すオペレータさん。

フツーに考えると、「早口だ。もっとゆっくり話しなさい」とカンタンにフィードバックしがちです。
しかし、オペレータさん目線に立つと、「なんか急いでそうなお客様だったから、こっちも急いであげようと、早口になった」という事情があるかもしれない。

まさに、良かれと思った結果、単純に話すスピードが速くなるだけになり、よくない結果になってしまったパターン。

こういうときに、「ゆっくり話しなさい」とだけ言っても、「だってお客様、急いでますやんゆっくり話してる場合ちゃいますやん」と反発を生み、まったく腑に落ちない恐れがあります。

そこは、「急いであげようとする姿勢は良かった。でも、そのせいで早口になってしまって、聞き取れないようなことがあると、同じことを2回説明することになったり、よく理解してもらえないままになったりと、よくないことが起きる恐れがある。だから、話す速度は落としつつも、説明の言葉を厳選して伝えるとか、過度に丁寧な言葉遣いにしないとか、別のところで工夫したほうがいいよ」と伝えたほうが、きっと納得してもらえると思う。

・・・「トナラー」から急に電話応対の話になって、よくわからない話でした。

要は、「良かれと思って」の部分を、納得はしなくても理解はしてあげたいというのが、わたくしのスタンスでございます。自分にもそのケがあるので・・・。


気をつかって大変なこともありますが、一生のテーマとしてやっていきますとも~