第402回【直感】BY「波多羅 戒三」

2019年6月13日|カテゴリー「JBMスタッフブログ(社員ブログ)
今日は、あるお客様からご紹介いただいた本に書いてあったお話。
個人的に納得し、改めて確信するところでもありました。

先に結論から書きますと、

「ビジネスで一番大切なのは本質を見抜く直感であり、
  それはビジネスの現場を通しての経験でしか磨かれない。」

「経験でしか」が、お伝えしたい点です。


我々は、本や情報誌で読んだり、経験ある詳しい人から教えていただいて、
知識を得ています。

しかし、顧客に対して本当に価値あるものを提供し、
真に結果を出すためには、この知識だけでは難しいものがあるように思います。

私達の仕事で言えば、「自分で考える」「考え抜く」という経験の量が必要だというイメージです。


将棋の羽生善治氏が、こんなことをおっしゃっているようです。

将棋に限らず、ギリギリの勝負で発揮できる決め手は、直感力である、と。
直感力は、それまでにいろいろ経験し、培ってきたことが脳の無意識の領域に詰まっており、
それが浮かび上がってくるものだ、と。

プロの棋士というのは、何百手までも先を読み、ロジックで将棋をさしていて、
どのくらいまで先を読めるかによって勝負が決まるのかと思ってしまいますが、
実際は、ある一定のところまではロジックで、そこから先は経験によって磨かれている直感に頼っているようです。


音楽家の久石譲氏も、ものづくりにおける核心は直感であり、
直感を磨いているのは自分の過去の経験であるとおっしゃっているようです。

作曲には論理的な思考と感覚的なひらめきを要するが
何を学び、体験して自分の血肉にしてきたかが論理性の根本にある。
感性の95%くらいは実はこれなのではないだろうか。

このようにおっしゃっているようです。


本を読んだり、人から教えられたりして獲得できる知識には限界があります。
辛くても、答えが近くに無くても、自分で考える、自分で無から有を生じさせる、
やり遂げる、修羅場をくぐりカタチにする。

そういった経験が、自分を高める、非常に価値のある直感力を身に着けるうえで
とても役立つと思います。
直感