今日は、その「神童」の話
「神童」とはwiki先生によると「特定分野において驚異的な能力を発揮する人物、特に少年時代に並外れて優秀であった者に対しての尊称である」とのこと。
学問分野「ノーバート・ウィーナー」音楽分野では「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」らが名をつらねる。
また我が日本でも「菅原道真」「石川啄木」「南方熊楠」「槇村浩」も神童と呼ばれた。
※てんぎゃん懐かしい・・
「十歳(とお)で神童、十五歳(じゅうご)で才子、二十歳(はたち)過ぎればただの人」という言葉があるように、幼きにして年齢以上で何か才能を発揮したのが「神童」ではあるのだけど歴史に残るのは、歳を重ねても凡人より秀でた才能を発揮して結果を残した人だけ。。
つまり「神童」として歴史に名が残るのは非常に難しいのだ・・・
そんな中、現代の日本において「神童」と呼ばれる男がいる。
その名は「那須川 天心」18歳!!(この原稿が載るころは19歳) 分野は格闘技。その中でもキックボクシング&MMAで活躍中である。
10代でちょっと活躍しているだけでないの?と思うあなた!
そんなレベルではないのですよ!!
《略歴》
5歳から極真空手を習い始め、小柄な身体ながら無差別級でトーナメントを戦い続け、ジュニア世界大会で優勝。テレビでK-1を見たのをきっかけにキックボクシングに転向。
極真空手、アマチュアボクシング、キックボクシングでの数百戦を超え「ジュニアのPFP」と呼ばれた。
高校生となる15歳でプロデビュー。
連戦連勝で16歳には国内のタイトルを奪取(日本王者の一つ)さらに各団体の日本王者クラスがあつまるトーナメントでも軽々優勝。
17歳で世界タイトルを無敗のまま奪取。その後も連勝を重ねる。
そして18歳(高校3年生)で世界最高峰ムエタイの二大殿堂スタジアムの一つ、ルンピニー・スタジアム現役スーパーフライ級王者ワンチャローンと対戦し、絶対不利が予想される中、1RでKO勝ち。。
その後、MMAにも挑戦し連勝。
さらにムエタイ&プロボクシングの元王者で、あの井岡一翔に唯一黒星をつけたアムナットに何と4RにボディへのパンチでKO!!!
その後も連戦連勝の負け知らず・・
もう溜息がでるほど強いのです。。
そして進化がとまらないのです
ただキックボクシングはマイナースポーツ・・
MMAでもUFCの世界王者にならない限りは世間的には、なかなか認知されない。。
そう格闘技はまだまだボクシング以外はメジャーではないのです。
たまに出てくる天心の「プロボクシング挑戦」を待望する声・・
でも日本のプロボクシングはプロ他競技との平行参加を認めていない。
しかし、現代の「神童」の才能を発揮する場を限定するのは非常にもったいない!!
プロボクシングの改革をおこなってきた大橋会長!何とかなりませんかね??