「ももこの生き物図鑑」
この本はちびまる子ちゃんの著者、さくらももこさんの今までの生き物との思い出を綴ったエッセイ集です
小学生の頃、唯一自分で買った本でたまに部屋から発見しては読み返してます
さくらももこさんならではの独特な視点で綴ったエピソードは、大人になって読み返してもやっぱり面白い
45種類ほどのいきものとの思い出が綴られているのですが、カラーのイラストもあり、1編が4ページ程と短いので読みやすいです
またエッセイなので小説のような小難しい表現もないので、小学生~大人まで楽しめる本だと思います
中でも記憶に残っているのがゴ◯ブリの話。
4ページの短い中にゴ◯ブリがどうしてこんなにも気持ち悪く、どうすれば人々に好かれるようになるのか分析されているのですが、その視点が鋭くて面白い
そして最後にゴ◯ブリは人に好かれるためにもっと努力すべきだと締めくくられています。
全くその通りですね(笑)
その他、ひよこやおたまじゃくし等々、悲しかったり面白かったりするエピソードが多数綴られています。
父ひろしやお姉ちゃんなど、おなじみの家族も登場します
日頃の息抜きにくすっと笑える書籍をお探しの方におすすめの作品です