第222回【組織の生産性向上】BY「波多羅 戒三」

2018年7月3日|カテゴリー「スタッフブログ過去ログ
今日は「組織の生産性向上」という大それたテーマを。

サッカーで西野ジャパンが、初戦コロンビアに劇的勝利。

2010年にベスト8まであともう1歩だった
岡田ジャパンになんとなく似ているから
今回もいいとこまで行くんじゃないか
と期待されている方もいるのではないでしょうか。


この記事が掲載される頃は、決勝T如何の結果が出ている頃だけども
賭けに出て書いてみましょう。

大躍進の背景に何かマネジメント上の秘訣があるのではないか
私はそこに着眼してみました。
個が活きる、チームが活きる、組織のパフォーマンスが上がる
そのための秘訣です。

仮説が既にあって、期待していたものがありました。

某I先生のコンテンツで
20世紀型リーダーシップ&組織→21世紀型リーダーシップ&組織へ
という落としどころのものがあります。
見たことがある人、多いと思います。アレです。

I先生は、ブラインドスクエアというゲームの2回目で落とすんですけど
(興味ある方はネット検索を。要するにメンバーが目隠しした状態で形づくりを競うゲームです。)
リーダーすらも目が見えなくなってから、それでもより速く正確に形を作れてしまうチームと
そうできないチーム。その差。

≪完成に至れないチーム≫
リーダーが目が見えなくなっているのにもかかわらず、
それでもメンバーを支配し続けようとする、自分が仕切り続けようとしてしまう。
メンバーもリーダーに依存し、忠実に従っているのみである。
いっこうに形は完成しない。

≪より速く正確に形作れてしまうチーム≫
リーダーは自分がもう目が見えなくなっていることを自覚し、
むしろ今まで現場でやってきたメンバー達の個の力やチーム力を信頼し
自身はビジョンや全体像、ゴールイメージを示すのみで、大きく権限を委譲していく。
細部に干渉することは決してない。
そうすると、自然発生的にサブリーダーが出てくる。
メンバー各人も声を出し合い、それぞれの強みを発揮し、自律的に発案し動く。
リーダーには情報やアイデアが集まり、目が見えない中でも戦略を立てられ、更にメンバーと共有できる。
あれよあれよという間に、より速く正確に形が完成し(つまり生産性が高く)、ゴールできてしまう。

もしかしたら、今回の西野監督が目指す組織づくりはこんな感じなんじゃないか?
そう思ってて、休日の朝、コンビニに行きました。
ありました、雑誌Numberの特集記事が…。
期待してページをめくってみると、ハリルとの違いが書いてあって…。ビンゴ!

ハリル:自身が声を出し続ける、選手達から声が出ると「静かに。」と制する
西野 :極端なこと言うと、選手達に任せる。選手達とディスカッションを行い、発案させる。

ビジネスもスポーツも、組織のパフォーマンス発揮の秘訣は変わらない。


ビジネスで言えば、お客様・マーケットが答えを持っていてそこに近い現場・部下が成功のヒントを持っている。
いかに現場・部下に任せて、上手く吸い上げられるか。