演奏曲に関してはオリジナルもあれば、コピーもしておりまして、カラオケに行く感覚で楽しくやっております。
恐らくですが、自身の人生の中で唯一継続できている趣味です。
ですので、バンドの歴史をお伝えしようとすると20年分ほどの話をしないといけませんから、今回は結成時のお話だけピックアップします。
私は高校3年の終わりごろ初めてバンドを組みました。
バンドを始めるにしては、かなり遅い部類です。
その当時は帰宅部でなまった体をどうにかしようと、「青少年センター」と呼ばれる誰でも借りられる場所で学校の仲間何人かとバスケを適当にやっておりました。
そこでバスケをしていたある日のこと、休憩中にひとりが「お前らとバンドしたいと思ってるんよ」といいだしました。
そこで「楽器は弾けるの?」と私が聞いたところ「そんなん知らんし、雰囲気でいけるやろ?」と。
こいつ絶対なめてやがる・・・
ところが、この思いつき発言から一挙にバンド結成まで加速します。
仲間の兄がスタジオを利用している、ということが分かり、その兄を仲間から紹介してもらい、兄からスタジオと、そこのマスターを紹介いただきました。
「鴻池音楽教室」
楽器のレッスン教室をしながらもスタジオ貸し出しをしている
不思議なことに今でもこのスタジオで練習してます。
そして、スタジオを紹介してくれた兄は弟(実際の仲間)よりも頻繁に今では会うようになりました。
私もこの当時はギターの「コード」と言われる和音を1つ2つおさえられる程度でしたし、一人ではとてもじゃないですけど上手になろうとも思わなかったです。
高校の卒業ライブもこのスタジオで行いましたが、この後、進学組と就職組にわかれる中で、その時は「バンドはこれで最後」という気持ちも強くなってきていましたし、なによりもう二度と会えないと、各々思っていました。
今考えたらすっごく馬鹿らしい事だったんですが結局はこの時の繋がりが今でも切れずに、バンドに関しましてもメンバーの入れ替わりは多少あるものの、続いています。
そこで、私は思う訳です。
きっかけはふと思いつきであっても、例え上手く弾けなくても仲間がいれば乗り越えられる
仲間がいれば20年を超えても続けていけるんですね。
それを実際に経験できたことは何よりも大きいと考えています。
一概には言えないかもしれませんが、仕事も同じことが言えるかもしれません。
思えば学生時代はせいぜい20年ほど。社会人は50年以上ですからね、学生の時以上に「仲間」の存在は大事でそういった「仲間づくり」をふと真剣に考えたちょりなのでした。
次回はオリジナル曲の作り方について記載予定です。