長浜曳山祭は、長濱八幡宮の春季大祭にあわせ、毎年四月に多彩な行事が行われます。
その始まりは、長浜城主・羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が戦乱で荒廃した長濱八幡宮を再興し、家臣に武者行列を行わせたこと伝わっています。
のちに町民は曳山を造り、漆や金具、外国製の幕類で飾り、「動く美術館」と呼ばれる豪華絢爛なものになりました。
現在は、太刀渡りの太刀を飾る『長刀山』と、およそ四畳半の舞台を備えた十二番の曳山があります。
(昨年は、ユネスコ登録の記念で十二の曳山が勢ぞろいしました)
祭り最大の見どころは、子ども狂言(子ども歌舞伎)。
毎年四基の曳山が出場し、五歳から十二歳の男の子が、本格的な狂言を奉納します。
今年の出番山四基