以前ブログで、幼少のころ柔道を習っていたことは書きましたが、そんな私も学年では一番前というおちびさんだったので、やはり血は争えません。。。
柔道には“柔よく剛を制す”、また空手にも“小よく大を制す”の通り、小さくても大きい人を倒すところが、武道の醍醐味の一つです。
本来非力な者でも強者を倒すことができる技術として発祥したのが武道。
自分に打ち勝ち、研鑽を重ね、自己を突き詰めていくことにあるのでしょう。
私の好きな言葉の一つに、
“勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし”
松浦静山(平戸藩主)の言葉です。
もしかしたら、野村勝也元監督がこのタイトルで書籍を出版しているので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
勝ちは偶然という要素が入り込むものと謙虚に受け止める。
負けを「運が悪かったと」片付けるのではなく、失敗には必ず原因があるから、それを突き詰めて次に生かす重要さを説いています。
まだ息子にそれを言っても意味がわからないと思うけど、
“勝っておごらず、負けて腐らず!”
そんな境涯を身につけていってほしいと願っています。