日本経済新聞に掲載されました

2017年7月10日(月)付の日本経済新聞に、弊社の記事が掲載されました。

「難聴者・高齢者に福音 『音のバリアフリー』広がる」と題し、難聴者の方や高齢者の方に向けて話しかける側が伝わるようにする工夫が取り上げられた記事の中で、弊社主席講師、中尾知子が高齢者の方に対する伝え方や聞こえ方の特徴について解説しています。
2017年7月10日の日本経済新聞に掲載されました
聞き取りがしにくい高齢者との会話に機器を使ったり、言い換えたりするのは効果がある。
ただ、それだけで十分とは言えない。
企業研修などを手掛けるセゾンパーソナルプラス(大阪市)の講師で、高齢者とのコミュニケーションに詳しい中尾知子さんは「高齢者がどういう状態にあり、どういう気持ちでいるのかを理解するのが前提」と指摘する。

高齢者は聞き取りやすい音域が狭くなり、特に女性の高音など周波数が高い音が聞き取りづらくなる。
「ところどころ音がとぎれるため、全体として何を言っているのかわからない」(中尾さん)というケースが多い。

話す側が、聞こえないのではと思い込み、必要以上に大きな声を出すのは禁物。
語調がきつく、高圧的になる恐れがある。
中尾さんは、「低い声で、ゆっくり、はっきりと話すことが重要」と話す。

相手の表情を確認すること大事だ。自分が難聴であることを知られたくないため、「分かっていなくても、ウン、ウンと答えてしまうことが少なくない(中尾さん)。
表情からどの程度、聞こえているのかを読み取り、それに合わせて話し方を変えることも欠かせない。

(著:大橋正也 日本経済新聞 2017年7月10日(月)掲載)

〈東京開催〉
平成29年8月4日(金)13:30~17:00  (受付 13:00~)
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平成29年12月8日(金)13:00~17:00 (受付 12:45~)
『センター長、マネージャーや、SV・トレーナーなど、高齢者応対を指導する方のための特別講座』


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