グラスシーリングとは|人材育成用語集

組織内において、能力があったり、成果を出しているにもかかわらず、
性別や人種などを理由に昇進できない状態を揶揄したもの。

直訳すると「ガラスの天井」。

透明で見えないが、現実に存在している障壁のことである。

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人材育成用語集6(グラスシーリング)
「グラス(glass)」はガラス製品のことを、「シーリング(ceiling)」は限度や天井のことをさします。

実績も資質もあり、能力が高いにも関わらず、「女性であるから」「マイノリティだから」という仕事の評価と全く関係のないところで評価され、経営に関する意思決定の場に参画できなかったり、能力開発の場を与えられなかったり、上級管理職の昇進を妨げられたりする状況を説明した言葉とされています。

「実力主義」や「女性活躍推進」などを謳いあたかも天井がなく、障壁がないように見せかけているが、実際は既成概念や凝り固まった企業風土など固く越えられない壁が存在していることから、見えない透明なガラス(glass)に例えられています。

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