【勤怠管理】第16回 『情報は情報を持っている人に集まる』『振替休日のつもり』 Author:落合 敏宏

2017年12月13日|カテゴリー「勤怠管理 ,勤怠管理
情報が集まる
『情報は情報を持っている人に集まる』

情報を効率よく集めるコツは、情報を多く出すことです。
勤怠管理システムの選定をケーススタディーとして説明します。

各メーカーと打合せを行った際に、

1.自社の情報を出さず説明を聞く
→カタログレベルの情報が集まる

2.実現したい事を情報として出す
→1.の情報に加え、実現したい事の対応可否が分かる

3.実現したい事に加え、現状の問題点を情報として出す
→2.の情報に加え、問題に対するアプローチ方法、メーカーとしての対応姿勢等が分かる


明らかに、3.のほうが自社にとって必要な情報が取得できますよね。
また、多くの情報を出しても、期待した反応がないことがあります。
それは、複数のメーカーに同じ情報を提供することで、メーカーの対応姿勢が比較できる情報となります。

そうです。お気づきの通り、期待した反応が得られないメーカーであるという情報が得られます。
勤怠管理システムのメーカーとは長い付き合いになると思いますので、この情報は非常に重要なものです。

更に、情報の提供ということに対して、返報性の原理がはたらき、想定外の情報が得られることもあります。
更に更に、情報と共に自分の意見も伝えていると、○○のような状況であるが、あなたはどう思うか?
といった質問を得られます。

○○には、競合他社の情報であったり、メーカーとしてではなく、営業担当者個人としての意見など、Webでは到底入手することのできない生の情報が含まれます。
情報は持っているだけでは意味がありません。情報を活用(提供)することで、より多くの情報が得られます。

当たり前ですが、NDAは守ってくださいね(笑)




振り替え休日
『振替休日のつもり』


就業規則で振替休日の規定があり、現場でも振替休日を活用している企業は多いと思います。

しかし、現場の社員や上司に振替休日の正しい知識がないと、事前に平日と休日を入れ替えているにもかかわらず、割増賃金が必要になるケースが多発してしまいます。

例えば、土曜と日曜が休日の会社で、土曜にイベントがある為、あらかじめ、土曜の休日を翌週の月曜に振り替えて取得する場合です。

1週間の起算曜日が、日曜の場合、振り替えた月曜日は翌週となる為、出社した土曜日を含む1週間の労働時間が40hを超えます。
当然に、割増賃金が必要になります。
人事の方には、当然の知識ですね。

が、現場では「あらかじめ決めておけば、振替休日になる」という感覚で上司が振り替えを認めている場合が良くあります。
同一週内で振り替えてもらえば、割増は不要です。その知識があるかどうか、だけの違いですね。
現場に振替休日の知識を持ってもらうだけでも、余計なコストを抑えることできるかもしれませんよ。

※上記は1日8h、通常の労働時間制を想定して記載しています。


 

  
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